Microsoft Azure Recovery Services Vault には、仮想マシンをリカバリする際に使用できるさまざまなオプションが用意されています。
このセクションでは、これらのオプションの一部について説明します。詳細については、Microsoft Azure のドキュメントを参照してください。
- OS ディスクを使用して CSM をリストアする
- 新しい NIC をプロビジョニングする必要がある場合に、プライベート IP アドレスを保持したまま、新しい CSM 仮想マシンにリストアする
OS ディスクを使用して CSM をリストアする
NIC などの他の構成を保持する場合は、ディスクのリストア オプションを使用して CSM をリカバリできます。
- Microsoft Azure サブスクリプションで、バックアップ画面に移動して、CSM 仮想マシンの使用可能なすべてのバックアップを表示します。たとえば、 の順に移動します。
- [仮想マシンのリストア] をクリックし、リストア ポイントを選択します。
- [仮想マシンのリストア] で、[構成のリストア] の下にある [新規作成] を選択し、[リストア タイプ] に [ディスクのリストア] を選択します。
NSX Cloud 管理 VNet の情報が自動入力されます。
- [リストア] をクリックします。
- リストアされた OS ディスクは、CSM 仮想マシンと同じリソース グループに保存されます。このディスクには、[<deployment_prefix>-nsx-csm-<original OS disk name>-<backup timestamp>] のように名前が付けられます。たとえば、mynsxcsm-osdisk-20201022-191737 のような名前になります。
- の順に移動して、以前の CSM ディスクを新たにリストアしたディスクにスワップします。
新しい NIC をプロビジョニングする必要がある場合に、プライベート IP アドレスを保持したまま、新しい CSM 仮想マシンにリストアする
CSM NIC が使用できず、再プロビジョニングする必要がある場合は、他の CSM リソースとともに削除し、展開テンプレートでプライベート IP アドレスに static というマークを付けて、CSM を新しい仮想マシンにリストアする必要があります。次の手順に従います。
- Microsoft Azure サブスクリプションで、バックアップ画面に移動して、CSM 仮想マシンの使用可能なすべてのバックアップを表示します。たとえば、 の順に移動します。
- [仮想マシンのリストア] をクリックし、リストア ポイントを選択します。
- [仮想マシンのリストア] で、[構成のリストア] の下にある [新規作成] を選択し、[リストア タイプ] に [ディスクのリストア] を選択します。
NSX Cloud 管理 VNet の情報が自動入力されます。
- [リストア] をクリックします。
- リストアされた OS ディスクは、CSM 仮想マシンと同じリソース グループに保存されます。このディスクには、[<deployment_prefix>-nsx-csm-<original OS disk name>-<backup timestamp>] のように名前が付けられます。たとえば、mynsxcsm-osdisk-20201022-191737 のような名前になります。
- 既存の CSM 仮想マシンと CSM NIC をリソース グループから削除します。
- CSM 仮想マシン
- CSM NIC とパブリック IP アドレス
- CSM OS ディスク
- CSM データ ディスク
- Vault から作成された OS ディスク リストアに移動します。
の順に移動します。
-
[リストア] 操作で CSM 仮想マシンをクリックします。これは、最近リストアされた OS ディスクです。[テンプレートの展開] をクリックします。
- 新しい CSM 仮想マシンに必要な情報を更新します。
- [テンプレートの編集] をクリックし、プライベート IP アドレスの割り当て方法を static に変更して、CSM アプライアンスの既存のプライベート IP アドレスを指定します。次はその例です。
"resources": [ <...>, { <...>, "ipConfigurations": [ { "properties": { "privateIPAllocationMethod": "Static", "privateIPAddress": "192.168.14.12" <...>}, <...>
- テンプレートを保存し、使用条件に同意して [取得] をクリックします。
新しい CSM 仮想マシンが展開され、以前の CSM 仮想マシンと同じ IP アドレスが保持されます。