アプライアンス仮想マシンのシリアル ログを構成して、仮想マシンがクラッシュしたときにログ メッセージをキャプチャできます。

手順

  1. root として仮想マシンにログインします。
  2. /etc/default/grub を編集します。
  3. パラメータ GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAUL を見つけて console=ttyS0 console=tty0 を追加します。
  4. コマンド update-grub2 を実行します。
  5. /boot/grub/grub.cfg ファイルに手順 3 での変更が反映されていることを確認します。
  6. 仮想マシンをパワーオフします。
  7. 仮想マシンの構成ファイル (.vmx) を編集し、次の行を追加します。
           serial0.present = "TRUE"
           serial0.fileType = "file"
           serial0.fileName = "serial.out"
           serial0.yieldOnMsrRead = "TRUE"
           answer.msg.serial.file.open = "Append"
  8. 仮想マシンをパワーオンします。

結果

仮想マシンでカーネル パニックが発生した場合、.vmx ファイルと同じ場所に、ログ メッセージを含む serial.out ファイルを見つけることができます。