デフォルトでは、NSX マルウェア防止サービス仮想マシン (SVM) の admin ユーザーに SVM への SSH アクセス権はありません。VMware vCenter 管理者は、サービス仮想マシンへの SSH アクセスを有効にする必要があります。
SVM の admin ユーザーへの SSH アクセスは、キーベース(パブリック/プライベート キー のペア)です。ESXi ホスト クラスタに サービスを展開する場合は、パブリック キーが必要です。SVM への SSH セッションを開始する場合は、プライベート キーが必要です。
重要: プライベート キーは安全に保管してください。プライベート キーが失われると、
NSX マルウェア防止 SVM への SSH アクセスができなくなります。
前提条件
- サービスの展開中に、NSX マルウェア防止 SVM のパブリック キーを指定する必要があります。また、キーは特定の形式に準拠している必要があります。パブリック キーの形式については、NSX Distributed Malware Prevention サービスの展開の前提条件を参照してください。
- VMware vCenter 管理者は、次の手順を実行して、NSX マルウェア防止 SVM への SSH アクセスを有効にする必要があります。
- vSphere Client にログインします。
- [ホストおよびクラスタ] に移動し、クラスタに移動します。
- 仮想マシン(サービス仮想マシン)を選択し、[Web コンソールの起動] をクリックします。
- root ユーザーとして SVM にログインし、次のコマンドを実行して SSH サービスを開始します。
/etc/init.d/ssh start
注: 最初のログイン時に、 root ユーザーのデフォルト パスワードをリセットするように求められます。デフォルトのパスワードは vmware です。
これで、adminユーザーとして SVM にログインし、SVM プライベート キーを使用して SSH セッションを開始できます。
手順
次のタスク
サービス仮想マシンのデバッグまたはトラブルシューティング タスクが完了したら、VMware vCenter 管理者は NSX マルウェア防止 SVM への SSH アクセスを無効にする必要があります。