vSphere Web Client で、トランスポート ノード プロファイルを使用して準備したクラスタから別のクラスタに移動したり、スタンドアローン ホストにしたり、データセンターの外部に移動すると、移動したホストで NSX がアンインストールされます。トランスポート ノード構成で個別に準備されたホストを移動した場合は、このようなアンインストールはトリガされません。
vSphere Web Client での NSX のアンインストール シナリオ
アクション | 手順/説明 | 結果 |
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vCenter Server で、クラスタ 1(トランスポート ノード プロファイルを適用して準備)の ESXi ホストをスタンドアローン ホストとしてデータセンター(同じクラスタ)に移動する。 |
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ホストはスタンドアローンの管理対象ホストになったため、[その他のホスト] に表示されます。ホストから NSX がアンインストールされます。 ホストが構成不一致状態になっている場合は、移動後も同じ状態になります。 |
vCenter Server で、トランスポート ノード プロファイル 1 を使用して準備したクラスタ 1 のホストをトランスポート ノード プロファイル 2 のクラスタ 2 に移動する。 |
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ホストがクラスタ 1 からクラスタ 2 に移動します。正常に構成されているホストにトランスポート ノード プロファイル 2 が適用されます。 ホストが失敗状態の場合は、ホストが NSX で正常に構成されていることを確認します。 |
vCenter Server で、構成不一致状態(NSX 状態)のホストをトランスポート ノード プロファイル 1 のクラスタ 1 からトランスポート ノード プロファイル 2 のクラスタ 2 に移動する。 |
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ホストは構成不一致状態になります。 |
vCenter Server で、トランスポート ノード プロファイル 1 のクラスタ 1 からトランスポート ノード プロファイルが適用されていないクラスタ 3 にホストを移動する。 |
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NSX ホストが正常に構成されている場合、ホストで NSX のアンインストールが開始します。 NSX ホストの構成状態が失敗になっている場合、クラスタ 3 に移動した後もノードは失敗状態になります。 |
ホストにトランスポート ノード構成とトランスポート ノード プロファイル構成の 2 つの構成が適用されているため、vCenter Server で構成不一致状態(NSX 状態)のホストを削除する。 |
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ノードの構成が構成不一致状態のため、NSX のアンインストールは開始しません。 アンインストールを開始するには、ホスト レベルまたはクラスタ レベルで、トランスポート ノードに同じ構成を適用する必要があります。 アンインストール後に、NSX Manager の ユーザー インターフェイスに移動し、管理対象ホストがスタンドアローンの管理対象外のホストになっていることを確認します。 |
vCenter Server で、トランスポート ノード プロファイル 1 で準備されたクラスタ 1 のホストを次の場所に移動する。
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ホストから NSX がアンインストールされます。 |