NSX VPC は、アプリケーション所有者がセルフサービス消費モデルを使用してアプリケーションをホストし、ネットワーク オブジェクトおよびセキュリティ オブジェクトを使用するための隔離された領域を提供します。
前提条件
次のいずれかのロールが割り当てられている必要があります。
- プロジェクト管理者
- エンタープライズ管理者
手順
結果
NSX VPC が正常に作成されると、システムは暗黙的にゲートウェイを作成します。ただし、この暗黙的なゲートウェイは読み取り専用モードでプロジェクト管理者に公開され、NSX VPC ユーザーには表示されません。
認識された暗黙的なゲートウェイを表示するには、プロジェクト管理者は次の手順を実行できます。
- の順に移動します。
- [Tier-1 ゲートウェイ] ページの下部にある [VPC] オブジェクトのチェック ボックスをクリックします。
- ゲートウェイを展開して、読み取り専用モードで構成を表示します。
暗黙的なゲートウェイには、次の命名規則が使用されます。
_TIER1-VPC_Name
この暗黙的なゲートウェイのライフサイクルは、システムによって管理されます。NSX VPC が削除されると、暗黙的なゲートウェイが自動的に削除されます。
[デフォルトの送信 NAT] オプションを有効にしている場合は、システムが作成したデフォルトの SNAT ルールを NSX VPC に表示できます。次の操作を行います。
- NSX VPC の [ネットワーク サービス] セクションを展開します。
- [NAT] の横にあるカウントをクリックします。
- NSX VPC のプライベート IPv4 ブロックに対する SNAT アクションを含むデフォルトの NAT ルールを確認します。この NAT ルールは編集できません。NSX VPC に複数のプライベート IPv4 ブロックが割り当てられている場合は、各プライベート IPv4 ブロックに SNAT アクションを含む 1 つのデフォルト NAT ルールが作成されます。
次はその例です。
SNAT ルールの送信元 IP アドレスは、NSX VPC のプライベート IPv4 ブロックです。この例では、193.0.1.0/24 です。この SNAT ルールの変換された IP アドレスは、NSX VPC の外部 IPv4 ブロックから割り当てられます。この例では、192.168.1.0 です。