ゲートウェイ DHCP サーバは、Tier-0 または Tier-1 ゲートウェイに接続され、ネットワーク(オーバーレイ セグメント)に DHCP サービスを提供します。これは、ゲートウェイに直接接続され、ゲートウェイ DHCP サーバを使用するように構成されています。

この場合、Tier-0 または Tier-1 ゲートウェイで作成された DHCP サーバに内部リレーが存在するため、接続されたセグメントは、DHCP サーバ プロファイルに指定された DHCP サーバにトラフィックを転送できます。

次の図は、サービス ネットワークのゲートウェイ DHCP サーバが Tier-0 および Tier-1 ゲートウェイに直接接続されているネットワーク トポロジの例を示しています。


この図のトポロジは、この図の前後のテキストで説明されています。
このネットワーク トポロジでは、次のネットワークにゲートウェイ DHCP サーバが構成されます。
  • ネットワーク 1 は、Tier-1 ゲートウェイのサービス インターフェイスに接続されています。
  • ネットワーク 2 は、Tier-1 ゲートウェイのダウンリンク インターフェイスに接続されています。
  • ネットワーク 3 は、Tier-0 ゲートウェイのダウンリンクまたはサービス インターフェイスに接続されています。

前提条件

Tier-0 または Tier-1 ゲートウェイに直接接続されているセグメントで、IPv4 サブネットのゲートウェイ IP アドレスが指定されていることを確認します。

手順

  1. ブラウザから NSX Manager (https://nsx-manager-ip-address) に管理者権限でログインします。
  2. [ネットワーク] > [セグメント] の順に選択します。
  3. DHCP サービスを構成するセグメントを見つけます。セグメント名の横にある アクション メニュー をクリックし、[編集] をクリックします。
  4. [DHCP 構成を行う] をクリックします。
  5. [DHCP タイプ] ドロップダウン メニューから [ゲートウェイ DHCP サーバ] を選択します。
  6. (必須) DHCP サーバ プロファイルがゲートウェイに適用されていることを確認します。
    ゲートウェイでプロファイルが設定されている場合、プロファイルの名前が読み取り専用モードで表示されます。
    ゲートウェイで DHCP サーバ プロファイルが設定されていない場合は、次の手順を実行します。
    1. [DHCP プロファイル] の横にある情報アイコンをクリックし、ゲートウェイ名をクリックして、ゲートウェイ ページに移動します。
    2. ゲートウェイ名の横にある アクション メニュー をクリックして、[編集] をクリックします。
    3. [DHCP 構成] の横にある [設定] をクリックします。
      [DHCP の構成] ウィンドウが開きます。
    4. [タイプ] ドロップダウン メニューで、[DHCP サーバ] を選択します。
    5. このゲートウェイに適用する DHCP サーバ プロファイルを選択して、[保存] をクリックします。
    6. ゲートウェイの編集モードを閉じて、[セグメント] ページの編集モードに戻ります。
    7. [DHCP 構成を行う] をクリックして、この手順の残りの手順を続行します。
  7. [DHCP の構成] トグル ボタンをクリックして、セグメントの DHCP 構成を有効にします。
    注: セグメントに構成できるのはゲートウェイ DHCPv4 サーバだけです。ゲートウェイ DHCPv6 サーバはサポートされていません。
  8. [DHCP サーバ アドレス]が DHCP プロファイルから自動的に取得され、[IPv4 サーバ] > [設定] ページに表示されることを確認します。
  9. 以下の DHCP 構成を指定します。
    • DHCP 範囲
    • オプション:リース時間
    • オプション:DNS サーバ
    • オプション:DHCP オプション
    • オプション:静的割り当て

    これらの DHCP 構成の詳細については、NSX DHCP 構成:リファレンスのリファレンス ドキュメントを参照してください。

  10. [適用] をクリックします。