VRF 間ルート アドバタイズを使用すると、接続されたゲートウェイのルートとプレフィックスをアドバタイズするアドバタイズ ルールを構成して、2 つの VRF 間に VRF 間ルーティングを作成できます。
VRF 間転送は、2 つの Tier-0 VRF 間、または Tier-0 VRF ゲートウェイとその Tier-0 ゲートウェイ間のいずれかで VRF 間ルーティングが構成されている場合に有効になります。
構成ワークフロー:
VRF 間ルート アドバタイズを有効にするには、次のように構成します。
- [接続されたゲートウェイ] - ターゲット VRF をソースに接続します。
- [アドバタイズ送信ルールの設定] - ソースに接続されたサブネットをターゲット VRF にアドバタイズします。ターゲット VRF にアドバタイズするサブネットを許可または拒否できます。つまり、ターゲット VRF で学習を行うことができます。
- [受信フィルタ プレフィックス リストの設定] - ターゲット VRF を受け入れるか拒否するプレフィックスを選択します。
注:
NSX は、各 Tier-0 VRF ゲートウェイと Tier-0 ゲートウェイに IPv4 および IPv6 アドレスを割り当てます。IPv4 サブネットは、デフォルトの Tier-0 の
[VRF 間中継サブネット] フィールドで構成されます。IPv6 アドレスを VRF 間インターフェイスに割り当てるため、
NSX は 1 つの IPv6 サブネットを割り当てます。/64 IPv6 サブネットは、デフォルトの Tier-0 で構成された Tier-1 と Tier-0 間の中継サブネットから割り当てられます。
前提条件
IP プレフィックス リストが作成されていることを確認します。IP プレフィックス リストの作成を参照してください。