双方向フォワーディング検出 (BFD) は転送パスの障害を検出することができるプロトコルです。

注: このリリースでは、仮想トンネル インターフェイス (VTI) ポートを経由する BFD はサポートされていません。
注意: BGP または BFD に関連する接続で障害が発生した場合は、次のシナリオに注意してください。
  • BGP のみが構成されている場合、すべての BGP ネイバーが停止すると、サービス ルーターの状態は「停止」になります。
  • BFD のみが構成されている場合、すべての BFD ネイバーが停止すると、サービス ルーターの状態は「停止」になります。
  • BGP と BFD が構成されている場合、すべての BGP ネイバーと BFD ネイバーが停止すると、サービス ルーターの状態は「停止」になります。
  • BGP とスタティック ルートが構成されている場合、すべての BGP ネイバーが停止すると、サービス ルーターの状態は「停止」になります。
  • スタティック ルートのみが構成されている場合は、ノードで障害が発生するか、メンテナンス モードになっている場合を除き、サービス ルーターの状態は常に「稼動中」になります。

前提条件

NSX Manager ユーザー インターフェイスで [マネージャ] モードが選択されていることを確認します。NSX Manager を参照してください。[ポリシー] モード ボタンと [マネージャ] モード ボタンが表示されない場合は、ユーザー インターフェイスの構成を参照してください。

手順

  1. 管理者権限で NSX Manager にログインします。
  2. [ネットワーク] > [Tier-0 論理ルーター] の順に選択します。
  3. Tier-0 論理ルーターを選択します。
  4. [ルーティング] タブをクリックし、ドロップダウン メニューから [BFD] を選択します。
  5. [編集] をクリックして BFD を構成します。
  6. [状態] 切り替えをクリックして BFD を有効にします。
    オプションでグローバル BFD プロパティ [受信間隔][転送間隔][非活動時間の間隔] を変更することができます。
  7. (オプション) [スタティック ルートのネクスト ホップの BFD ピア] の [追加] をクリックして BFD ピアを追加します。
    ピア IP アドレスを指定し、管理状態を [有効] に設定します。オプションでグローバル BFD プロパティ [受信間隔][転送間隔][非活動時間の間隔] をオーバーライドすることができます。