2 種類のセグメント(オーバーレイでバッキングされるセグメントと VLAN でバッキングされるセグメント)を追加できます。グローバル マネージャからセグメントを作成する場合、複数の場所に広げることができるのはオーバーレイでバッキングされるセグメントだけです。

セグメント ポートは グローバル マネージャ から表示できますが、作成または変更することはできません。セグメント ポートを作成または変更する場合は、ローカル マネージャ から行う必要があります。

重要:

NSX フェデレーションのセグメントのゲートウェイ接続を変更しないでください。ゲートウェイの変更は、セグメントのスパンに影響します。場所を除外するようにスパンを変更すると、除外された場所でセグメントが削除されます。セグメントのスパンを縮小する前に、すべての仮想マシンを切断する必要があります。

前提条件

各場所にデフォルトのオーバーレイ トランスポート ゾーンが構成されていることを確認します。デフォルトのオーバーレイ トランスポート ゾーンは、グローバル オーバーレイ セグメントを作成するために使用されます。各ローカル マネージャで、[システム] > [ファブリック] > [トランスポート ゾーン] のいずれかを選択します。オーバーレイ トランスポート ゾーンを選択し、[アクション] > [デフォルトのトランスポート ゾーンとして設定] の順にクリックします。

手順

  1. ブラウザから、グローバル マネージャ (https://<global-manager-ip-address>) に管理者権限でログインします。
  2. [ネットワーク] > [セグメント] の順に選択します。
  3. [セグメントの追加] をクリックします。
  4. セグメントの名前を入力します。
  5. このセグメントの接続、トラフィック タイプ、場所を選択します。
    表 1. セグメントの構成
    接続 トラフィック タイプ 場所とトランスポート ゾーン 詳細
    グローバルな Tier-0 または Tier-1 ゲートウェイ オーバーレイ [場所] セクションには、次の構成が挿入されます。
    • 接続されたゲートウェイで構成されている場所。
    • 各場所のデフォルトのオーバーレイ トランスポート ゾーン。
    この構成は、選択したグローバル ゲートウェイに接続され、オーバーレイでバッキングされるグローバル セグメントを作成する場合に使用します。
    なし VLAN このセグメントの場所を 1 つ選択する必要があります。また、その場所からトランスポート ゾーンを選択する必要があります。 この構成は、グローバル VLAN でバッキングされ、Tier-0 外部インターフェイスに使用されるセグメントを作成する場合に使用します。
    なし オーバーレイ 場所またはトランスポート ゾーンは選択できません。 このセグメントはグローバル マネージャで作成されますが、ローカル マネージャでは認識されません。後でゲートウェイに接続できます。

    ゲートウェイに接続され、VLAN でバッキングされたセグメントは作成できません。

  6. サブネットのゲートウェイ IP アドレスを CIDR 形式で入力します。セグメントには、IPv4 サブネット、IPv6 サブネット、またはその両方を含めることができます。
    • セグメントがゲートウェイに接続していない場合、サブネットはオプションです。
    • セグメントが Tier-1 または Tier-0 ゲートウェイのいずれかに接続している場合は、サブネットが必要です。

    1 つのセグメントのサブネットは、ネットワーク内の他のセグメントのサブネットと重複することはできません。セグメントは、1 つのサブネット、2 つのサブネット、またはサブネットなしで構成されているかどうかに関係なく、常に 1 つの仮想ネットワーク識別子 (VNI) に関連付けられます。

  7. [DHCP 構成を行う] をスキップします。
    グローバル マネージャ から作成されたセグメントでは、静的割り当てのみがサポートされます。 NSX フェデレーションでサポートされる機能と構成を参照してください。
  8. [VLAN] フィールドで、VLAN ID を指定します。
    • トランスポート ゾーンのタイプが VLAN の場合は、VLAN ID または VLAN ID の範囲を構成する必要があります。
      • 単一の VLAN ID を構成すると、物理インフラストラクチャ内のセグメントをバッキングする VLAN の VLAN ID が定義されます。
      • VLAN ID の範囲を構成すると、セグメントでゲスト VLAN タギングが有効になり、セグメントで許可される VLAN タグの VLAN ID が定義されます。
    • トランスポート ゾーンのタイプがオーバーレイの場合は、必要に応じて VLAN ID の範囲を入力できます。これにより、セグメントでゲスト VLAN タギングが有効になり、セグメントで許可される VLAN タグの VLAN ID が定義されます。
    注: VLAN ID は、トランスポート ゾーンで指定された許容範囲内にする必要があります。
  9. (オプション) セグメントのアップリンク チーミング ポリシーを選択します。
    名前付きチーミング ポリシーを VLAN トランスポート ゾーンに追加すると、このドロップダウン メニューにそのポリシーが表示されます。アップリンク チーミング ポリシーを選択しないと、デフォルトのチーミング ポリシーが使用されます。
    • 名前付きチーミング ポリシーはオーバーレイ セグメントに適用されません。オーバーレイ セグメントには常にデフォルトのチーミング ポリシーが適用されます。
    • VLAN でバッキングされたセグメントの場合、選択した名前付きチーミング ポリシーを使用して、デフォルトのチーミング ポリシーをオーバーライドできます。この機能は、インフラストラクチャ トラフィックをホストから VLAN トランスポート ゾーン内の特定の VLAN セグメントに移動できるようにするために提供されています。VLAN セグメントを追加する前に、名前付きチーミング ポリシー名が VLAN トランスポート ゾーンに追加されていることを確認してください。
  10. [保存] をクリックします。
  11. セグメントの構成を続行するには、表示されたプロンプトで [はい] をクリックします。
  12. セグメント プロファイルを選択するには、[セグメント プロファイル] をクリックします。
  13. [保存] をクリックします。