このドキュメントの手順に従って、[プロジェクトの管理] ページからプロジェクトのユーザー ロールの割り当てを追加します。

[プロジェクトの管理] ページは、エンタープライズ管理者とプロジェクト管理者の両方が使用できます。ただし、プロジェクト管理者は、エンタープライズ管理者がユーザー ロールの割り当てを行う権限をプロジェクト管理者ロールに付与している場合にのみ、このページからユーザー ロールを追加できます。

NSX 4.1.1 以降では、プロジェクトに NSX VPC が含まれている場合、[プロジェクトの管理] ページを使用して、プロジェクトの範囲内、またはプロジェクト内で選択された NSX VPC の範囲内でユーザーにロールを割り当てることができます。

範囲がプロジェクトの場合、これらのロールをプロジェクト管理者、ネットワーク管理者、セキュリティ管理者、ネットワーク オペレータ、およびセキュリティ オペレータのユーザーに割り当てることができます。

範囲が VPC の場合、これらのロールを VPC 管理者、ネットワーク管理者、セキュリティ管理者、ネットワーク オペレータ、およびセキュリティ オペレータのユーザーに割り当てることができます。

前提条件

ユーザー アカウントが作成されます。次はその例です。
  • ローカル ユーザー アカウントがシステムに追加され、有効になります。
  • NSX Manager は、次のいずれかの ID 管理プロバイダのユーザーを認証するように構成されています。
    • VMware Identity Manager (vIDM)
    • LDAP ベースのディレクトリ サービス(Active Directory など)。

手順

  1. ブラウザから、NSX Manager (https://nsx-manager-ip-address) にログインします。
  2. [デフォルト] をクリックし、[管理] をクリックします。

    たとえば、次のスクリーン キャプチャでは、[プロジェクトの管理] ページに 2 つのプロジェクト(Dev_project と Marketing_project)が表示されています。現在、これらのプロジェクトにユーザーは設定されていません。


    この画像の内容は、周囲のテキストで説明されています。
  3. プロジェクト名の横にある アクション メニュー をクリックして、[編集] をクリックします。
  4. [ユーザー] 列で [設定] をクリックします。
  5. [ロールの割り当ての追加] をクリックして、次の手順に従います。
    1. 次のいずれかのオプションを選択します。
      • ローカル ユーザー
      • LDAP ユーザー
      • vIDM ユーザー
    2. ユーザー名またはグループ名を入力します。
      注: ユーザー名またはグループ名が正確に入力されていることを確認します。テキスト ボックスに最初の数文字を入力しても、一致するユーザーまたはグループのリストは表示されません。この動作は既知の制限事項です。
    3. [ロール] 列で [設定] をクリックして、[ロールの追加] をクリックします。
    4. [ロールの選択] ドロップダウン メニューからロールを選択します。
      たとえば、 [プロジェクト管理者] ロールを選択します。このロールの範囲が プロジェクト に設定されていることを確認します。
      NSX 4.1.1 以降):ユーザーに割り当てるロールとして次のいずれかを選択すると、プロジェクトの範囲またはプロジェクト内で選択した VPC の範囲でロールを割り当てるオプションが表示されます。
      • ネットワーク管理者
      • セキュリティ管理者
      • ネットワーク オペレータ
      • セキュリティ オペレータ

      [VPC 管理者] ロールを選択すると、範囲は自動的に VPC に設定されます。

    5. [追加] をクリックして、[適用] をクリックします。
    6. [保存] をクリックして、ロールの割り当てを保存します。
  6. (オプション) プロジェクトにユーザー ロールの割り当てをさらに追加するには、手順 5 を繰り返します。

結果

プロジェクト ユーザーがログイン認証情報を使用して NSX Manager にログインできるようになりました。[プロジェクト] ドロップダウン メニューに、ログイン ユーザーがアクセスできるプロジェクト名のみが表示されていることを確認します。