分散ロード バランサ インスタンスの統計をモニターする NSX API と CLI コマンド。

分散ロード バランサの CLI コマンド

アクション コマンド

すべてのロード バランサを表示します。

get load-balancers

特定のロード バランサを表示します。

get load-balancer <UUID_LoadBalancer>

指定されたロード バランサのすべてのプールの統計を表示します。

get load-balancer <UUID_LoadBalancer> pools stats

ロード バランサの仮想サーバ構成を表示します。

get load-balancer <UUID_LoadBalancer> virtual-servers

指定されたロード バランサとプールの統計を表示します。

get load-balancer <UUID_LoadBalancer> pool <UUID_Pool> stats

パーシステンス テーブル エントリを表示します。

get load-balancer <UUID_LoadBalancer> persistence-tables
ロード バランサのプールの構成を表示します。 get load-balancer <UUID_LoadBalancer> pools
指定されたロード バランサのすべての仮想サーバの統計を表示します get load-balancer <UUID_LoadBalancer> virtual-servers stats
指定されたロード バランサと仮想サーバを表示します。 get load-balancer <UUID_LoadBalancer> virtual-server <UUID_VirtualSerever> stat
指定されたロード バランサとプールの統計をクリアします。 clear load-balancer <UUID_LoadBalancer> pool <UUID_Pool> stats
指定されたロード バランサのすべてのプールの統計をクリアします。 clear load-balancer <UUID_LoadBalancer> pools stats
指定されたロード バランサの統計をクリアします。 clear load-balancer <UUID_LoadBalancer> stats
指定されたロード バランサと仮想サーバをクリアします。 clear load-balancer <UUID_LoadBalancer> virtual-server <UUID_VirtualServer> stats
指定されたロード バランサのすべての仮想サーバの統計をクリアします clear load-balancer <UUID_LoadBalancer> virtual-servers stats
L4 セッション テーブルの詳細を表示します。

get load-balancer <UUID_LoadBalancer> sessions

分散ロード バランサの統計情報を監視します。 get load-balancer <UUID_LoadBalancer> stats

分散ロード バランサの CLI 診断コマンド

アクション コマンド
ロード バランサの診断情報の表示 get load-balancer <UUID_LoadBalancer> diagnosis
このコマンドは、次のような診断レポートを実行します。
  • システムの確認:
    • Edge のメモリ使用率。Edge のメモリ使用率が 90% を超えている場合、診断結果にメモリ使用率が表示されます。
    • ディスク使用率。「/」、「/var/log」、「/config」の各フォルダのみが確認されます。フォルダのディスク使用率が 90% を超えている場合、該当フォルダのディスク使用率が診断結果に表示されます。
  • クラッシュの確認:コア ファイルが datapathd、ロード バランサの nginx、lb-dispatcher、lb_conf、nsx-edge-exporter、nsd、または lbconf_gen で生成されている場合、診断結果にコア ファイル名が表示されます。
  • デーモンの状態の確認:process dispatcher、datapathd、nsxa、nsd、nestdb、ロード バランサの nginx を確認します。これらのプロセスのいずれかが実行されていない場合は、診断結果に表示されます。
  • 構成の確認:
    • nestdb に、該当のロード バランサのオブジェクトがあるかどうか。
    • Syslog に、該当のロード バランサのインスタンスに関連する、FATAL 状態の構成情報があるかどうか。
    • lbconf_gen.log に、構成ビルドのエラーがあるかどうか。
    • nestdb に、LbCurrentMsg オブジェクトがあるかどうか。
    • nginx.conf の generation_id が LbCurrentMsg の値と等しいかどうか。
    • ロード バランサのファイアウォール ルールが nestdb に書き込まれているかどうか。
    • ロード バランサのファイアウォール ルールが datapathd で機能しているかどうか。
  • ランタイムの確認:プール メンバーの健全性チェックの状態を確認します。健全性チェックの状態が「停止」の場合は、診断結果にレポートされます。
  • 統計情報の確認:datapath status、kni stats、ロード バランサの nginx stats を確認します。
    • datapathd のロード バランサのキャッシュにエラーがある場合は、診断結果にレポートされます。
    • ロード バランサの kni インターフェイスに rx_drop または tx_drop がある場合は、診断結果に表示されます。
    • ロード バランサの nginx 統計情報にエラーがある場合は、診断結果にレポートされます。

分散ロード バランサの API コマンド

アクション コマンド
分散ロード バランサの統計情報を取得します。
注: 適用ポイント パスを指定しない場合、API はすべての適用パスから情報を取得し、集約された情報を表示します。適用ポイント パスを指定すると、そのパスの情報のみが取得され、API 呼び出しのレスポンス本文に表示されます。
GET /policy/api/v1/infra/lb-services/LB_Service/statistics?source=realtime&enforcement_point_path=/infra/sites/default/enforcement-points/default
分散ロード バランサ仮想サーバの統計情報を取得します。 GET /infra/lb-services/<lb-service-id>/lb-virtual-servers/<lb-virtual-server-id>/statistics?source=realtime&enforcement_point_path=/infra/sites/default/enforcement-points/default

分散ロード バランサ プールの統計情報を取得します。 GET /infra/lb-services/<lb-service-id>/lb-pools/<lb-pool-id>/statistics?source=realtime&enforcement_point_path=/infra/sites/default/enforcement-points/default