バックアップがある場合は、CSM アプライアンスをリストアできます。

CSM の新しいインストール上でバックアップをリストアする必要があります。古い CSM ノードがまだ利用できる場合、リストア プロセスを開始する前に、そのノードをパワーオフする必要があります。
注: CSM は、IP アドレスのバックアップからのみリストアできます。 CSM では、FQDN のバックアップはサポートされません。

前提条件

  • バックアップ ファイル サーバのログイン認証情報を入手していることを確認します。
  • バックアップ ファイル サーバの SSH フィンガープリントを入手します。リモート サーバの SSH フィンガープリントの検索 を参照してください。
  • バックアップ ファイルのパスフレーズを保持していることを確認します。

手順

  1. 古い CSM ノードがまだ利用できる場合は、パワーオフします。
  2. 元の CSM ノードと同じ IP アドレスを使用して、新しい CSM ノードを展開します。
  3. ブラウザから、新しい CSM アプライアンスに管理者権限でログインします。
  4. [システム] > [ユーティリティ] > [ツール] の順に選択します。
  5. [リストア] タブをクリックします。
  6. [今すぐリストア] をクリックします。リストア ウィザードが開きます。
  7. [前提条件] 画面のチェックボックスを選択します。
  8. リモート バックアップ サーバの詳細を入力します。
    1. IP アドレスまたはホスト名を入力します。
    2. 必要に応じてポート番号を変更します。
      デフォルトは 22 です。
    3. サーバにログインするには、ユーザー名とパスワードを入力します。
    4. [バックアップ ディレクトリ] テキスト ボックスに、バックアップの保存先を絶対ディレクトリ パスで入力します。
    5. バックアップ データの暗号化で使用したパスフレーズを入力します。
    6. バックアップを格納するサーバの SSH フィンガープリントを入力します。
  9. [次へ] をクリックします。
  10. バックアップを選択します。バックアップ ファイル サーバにログインして、使用可能なバックアップのリストを取得することもできます。利用可能なバックアップのリスト を参照してください。次の手順で NSX Manager を CSM に置き換えます。たとえば、NSX Manager にログインして CLI コマンドを実行するように求められた場合は、CSM にログインします。
  11. [リストア] をクリックします。
    リストアが完了するまで接続が切断されます。リストア操作の状態が表示されます。リストア操作の完了後、リストアの完了画面が開き、復元の結果、バックアップ ファイルのタイムスタンプ、リストア操作の開始時間と終了時間が表示されます。リストアに失敗すると、エラーが発生した手順が画面に表示されます。

    また、ログ ファイルを選択して、リストアが失敗した原因を特定することもできます。get log-file syslog を実行して、システム ログ ファイルを表示します。

    CSM を再起動するには、service nsx-cloud-service-manager restart コマンドを実行します。

    CSM ノードを再起動するには、reboot コマンドを実行します。

  12. 新しい CSM ノードが展開されたら、手順 1 でパワーオフした元の CSM 仮想マシンを削除します。