高パフォーマンス ホスト スイッチ プロファイルをホストに構成して、ネットワーク パフォーマンスを向上させることができます。
デフォルトの高パフォーマンス ホスト スイッチ プロファイルまたはカスタムの高パフォーマンス ホスト スイッチ プロファイルを構成できますが、両方を構成することはできません。
高パフォーマンス ホスト スイッチ プロファイルをサブ TNP に適用することもできます。『NSX インストール ガイド』の「サブ TNP およびサブクラスタ」トピックを参照してください。
手順
- デフォルトの高パフォーマンス ホスト スイッチ プロファイルを構成するか、カスタムの高パフォーマンス ホスト スイッチ プロファイルを構成するかを決めます。両方を構成しないでください。
- デフォルトの高パフォーマンス ホスト スイッチ プロファイルを構成するには、次の API 呼び出しを行います。
PATCH https://<policy-mgr>/policy/api/v1/infra/host-switch-profiles/HPprofile-default-a
{
"high_performance_configs":[],
"auto_config":0,
"display_name": "HPprofile-default-a",
"description": "",
"resource_type": "HighPerformanceHostSwitchProfile",
"_system_owned": true,
"_revision": 0
}
- カスタムの高パフォーマンス ホスト スイッチ プロファイルを構成するには、次の API 呼び出しを行います。
PATCH https://<policy-mgr>/policy/api/v1/infra/host-switch-profiles/HPprofile-customized-a
{
"high_performance_configs": [
{
"high_performance_config_type": "ADV_CONFIG",
"version": [
"8.0.2"
],
"high_performance_config_params": [
{
"key": "/Net/NetSchedHClkVnicMQ",
"value": "1"
}
]
},
{
"high_performance_config_type": "DRIVER_CONFIG",
"driver_info": ["nmlx5_core"],
"version": [
"default"
],
"high_performance_config_params": [
{
"key": "netq_rss_ens",
"value": "1"
}
]
},
{
"high_performance_config_type": "MISC_CONFIG",
"version": [
"default"
],
"uplink_tx_ring_size": 4096,
"uplink_rx_ring_size": 4096
}
],
"auto_config": 0,
"resource_type": "PolicyHighPerformanceHostSwitchProfile"
}
- デフォルトまたはカスタムの高パフォーマンス ホスト スイッチ プロファイルを適用するホストを特定します。
- NSX ユーザー インターフェイスにログインします。
- の順に選択します。
- スタンドアローン ホストまたはクラスタ内のホストを選択します。
- メニュー アイコン(3 つのドット)をクリックして、[ID をクリップボードにコピー] を選択します。
- トランスポート ノード プロファイル ID を特定します。
- の順に選択します。
- トランスポート ノード プロファイル ID を特定します。
- vSphere Client で、選択したホストをメンテナンス モードに設定します。
pending_host_maintenance_mode パラメータを有効にすると、ホストはメンテナンス モードになります。メンテナンス モードになると、ホスト上での高パフォーマンス構成の適用が開始されます。
注: ホストがメンテナンス モードの場合、ホストの状態を示すアラームが表示されます。
ホストのメンテナンス モードが終了すると、アラームが自動的に解決されます。
注: ホストをメンテナンス モードにしない場合、高パフォーマンス ホスト スイッチ プロファイルはホストに適用されません。
操作が失敗した場合、失敗した操作とその原因に関する関連するログ メッセージが生成されます。
- カスタムの高パフォーマンス ホスト スイッチ プロファイルをトランスポート ノード プロファイルに接続します。
PUT https://<nsx-policy-manager>/policy/api/v1/infra/host-transport-node-profiles/<tnp-id>
<tnp-id>
パラメータに、トランスポート ノード プロファイル ID を入力します。
...
{
"host_switch_name": "DSwitch",
"host_switch_id": "50 31 7d a4 26 52 3a 8f-71 cf 8c 89 8c 09 d5 89",
"host_switch_type": "VDS",
"host_switch_mode": "ENS_INTERRUPT",
"host_switch_profile_ids": [
{
"key": "UplinkHostSwitchProfile",
"value": "/infra/host-switch-profiles/fb38b6c9-379b-42cf-b78c-13fc05da2e0d"
},
{ "key": "HighPerformanceHostSwitchProfile",
"value": "/infra/host-switch-profiles/HPprofile-customized-a" # <--- This is the profile created in step 3.
}
],
...
- 高パフォーマンス ホスト スイッチ プロファイルがトランスポート ノードに適用されていることを確認します。
GET https://<nsx-manager>/policy/api/v1/infra/host-transport-nodes-profiles/<tnp_id>
デフォルトまたはカスタムの高パフォーマンス ホスト プロファイルが正常に適用されると、必要なすべてのネットワーク サブ構成が構成され、成功ログが生成されます。
- (オプション) 緊急リカバリの場合は、すべての高パフォーマンス ホスト プロファイル構成を手動でデフォルトにリセットします。
- サーバで VDS スイッチ名を見つけます。
- hp_dp_script.py スクリプトを実行します。
python3 <pathname of hp_dp_script.py> -d <DVSSwitchName> -r
hp_dp_script.py のパス名は通常、ESXi ホスト上で /usr/lib/vmware/high-performance-dp/hp_dp_script.py です。