アクティブな NSX Edge に障害が発生すると、NSX 制御プレーンはスタンバイ NSX Edge ノードへのフェイルオーバーを確実に実行します。
複数のサイトにわたって L2 セグメントを作成したトポロジでは、各セグメントはアクティブ/スタンバイ構成の 2 つの NSX Edge ノードに依存します。たとえば、画像 1 に示すように、NSX Edge 1 はアクティブ ノードで、NSX Edge 2 はスタンバイ ノードです。
これらの NSX Edge 間の通信が同じサブネット上にない場合、拡張 L2 セグメント間の通信は、NSX Edge VTEP アドレスを介して行われます。
NSX Edge ノードの HA 機能を確保するために、各 NSX Edge ノードは VTEP グループ状態メッセージを制御プレーンに通信します。さらに、制御プレーンは、NSX Edge ノードから受信したすべての VTEP グループ情報を、これらの拡張セグメントをホストするすべてのトランスポート ノードに通信します。VTEP グループ メッセージには、NSX Edge ノードの最新の状態(アクティブ/スタンバイ)に関する情報が含まれます。
NSX Edge 1(アクティブ ノード)が正常にシャットダウンしなかったり、障害が発生したり、メンテナンス モードになったりすると、制御プレーンは障害が発生した NSX Edge ノードの VTEP エントリをクリーンアップまたは削除します。こうして、トランスポート ノードは、スタンバイ ノードがアクティブ ノードになったことを認識します。拡張セグメントがトラフィックを送信すると、トラフィックは障害が発生したノードではなく、アクティブな NSX Edge ノードに到達します。
フェイルオーバー後のアクティブ Edge VTEP の HA 状態を表示するには、次の手順を実行します。