異なる Tier-1 分散論理ルーターに接続している複数の論理スイッチに接続された仮想マシンにレイヤー 3 接続を提供するには、Tier-0 への Tier-1 ルートのアドバタイズを有効にする必要があります。Tier-1 と Tier-0 分散論理ルーター間のルーティング プロトコルまたはスタティック ルートを構成する必要はありません。ルートのアドバタイズを有効にすると、NSXNSX スタティック ルートを自動的に作成します。

たとえば、他のピア ルーターを介して仮想マシンとの接続を提供するには、Tier-1 分散論理ルーターでは接続されたルートに対するルートのアドバタイズを構成する必要があります。接続されたルートをすべてアドバタイズしない場合、どのルートをアドバタイズするかを指定することができます。

Tier-1 ルーターのルート アドバタイズを表す図

前提条件

手順

  1. 管理者権限で NSX Manager にログインします。
  2. [ネットワーク] > [Tier-1 論理ルーター] の順に選択します。
  3. Tier-1 ルーターの名前をクリックします。
  4. [ルーティング] ドロップダウン メニューから [ルート アドバタイズ] を選択します。
  5. [編集]をクリックしてルートのアドバタイズの構成を編集します。
    次のスイッチを切り替えることができます。
    • [状態]
    • [全ての NSX 接続ルートのアドバタイズ]
    • [全ての NAT ルートのアドバタイズ]
    • [全てのスタティック ルートのアドバタイズ]
    • [全てのロードバランサ VIP ルートのアドバタイズ]
    • [全てのロードバランサSNAT IPルートのアドバタイズ]
    • [DNS フォワーダのすべてのルートをアドバタイズ]
    1. [保存] をクリックします。
  6. [追加] をクリックしてルートをアドバタイズします。
    1. 名前を入力します。必要に応じて説明も入力します。
    2. ルート プレフィックスを CIDR 形式で入力します。
    3. [フィルタの適用] をクリックし、次のオプションを設定します。
      [アクション] [許可] または [拒否] を指定します。
      [ルート タイプの一致] 次から 1 つ以上を選択します。
      • [任意]
      • [NSX 直接接続]
      • [Tier-1 LB VIP]
      • [静的]
      • [Tier-1 NAT]
      • [Tier-1 LB SNAT]
      [プレフィックス演算子] [GE](以上)または [EQ](等しい)を選択します。
    4. [追加] をクリックします。

次のタスク

Tier-0 分散分散論理ルーター トポロジについて理解し、Tier-0 分散論理ルーターを作成します。Tier-0 論理ルーターを参照してください。

Tier-0 分散論理ルーターがすでに Tier-1 分散論理ルーターに接続されている場合は、Tier-0 ルーターが Tier-1 ルーターに接続されたルートを学習していることを確認することができます。Tier-0 ルーターが Tier-1 ルーターからルートを学習したことの確認を参照してください。