NSX Edge プロパティを使用して、vSphere Client から展開された VM Override 仮想マシンの再起動ポリシーをクラスタ レベルで設定できます。

再起動の優先順位により、NSX Edge 仮想マシンが最初に再起動され、仮想ネットワーク インフラストラクチャが起動して実行されていることを確認してから、NSX Edge 仮想マシンに North-South トラフィックを送信します。

注: NSX Manager から NSX Edge ノードを展開する場合、 NSX Edge を再展開する場合、または NSX Edge をアップグレードする場合は、 NSX Edge 仮想マシンの再起動優先順位が自動的に「最重要」に設定されます。

NSX Edge 再起動ポリシーが「最重要」に設定されていることを確認するには、次に移動します。

前提条件

  • NSX Edge ノードが展開されている必要があります。詳細については、『NSX インストール ガイド』を参照してください。

手順

  1. 管理者権限で vSphere Client にログインします。
  2. クラスタ レベルで vSphere HA が有効になります。
  3. NSX Edge 再起動ポリシーを検証するには、次の手順を実行します。
    1. クラスタを選択します。
    2. [構成] タブ → [vSphere 可用性] の順に選択します。
    3. [vSphere HA] が有効になっていることを確認します。
    4. [クラスタ設定の編集] ウィンドウで [ホストの障害応答] セクションを展開し、[障害応答][仮想マシンを再起動] に設定され、[仮想マシン再起動のデフォルトの優先順位][最重要] に設定されていることを確認します。

結果

NSX Edge ノードに障害が発生すると、構成された再起動の優先順位に従って再起動されます。優先度を最重要に設定すると、 NSX Edge ノードはクラスタ内の他のホストより優先されます。