VMware Container Networking バージョンを新しいリリースにアップグレードした場合は、登録済みの Antrea Kubernetes クラスタ内の Antrea-NSX インターワーキング展開も一緒にアップグレードする必要があります。
手順
- 次の kubectl コマンドを実行して、登録ジョブと antrea-interworking 展開を削除します。
kubectl delete job register -n vmware-system-antrea --ignore-not-found
kubectl delete deployment antrea-interworking -n vmware-system-antrea --ignore-not-found
注: このネームスペース内の
vmware-system-antrea
ネームスペース、configmaps、シークレットは削除しないでください。
- 次の kubectl コマンドを実行して、interworking.yaml ファイルを Kubernetes API サーバに送信し、アップグレードをトリガします。
kubectl apply -f interworking.yaml
注:
interworking.yaml のみを送信する必要があります。アップグレード プロセスで
bootstrap-config.yaml ファイルは必要ありません。
- 次の kubectl コマンドを実行して、
vmware-system-antrea
ネームスペース内のすべてのポッドを一覧表示します。
kubectl get pods -o wide -n vmware-system-antrea
register-xxx ポッドの状態が「
実行中」であることを確認します。
Antrea Kubernetes クラスタはすでに
NSX に登録されているため、register-xxx ポッドは登録プロセスをスキップし、状態はすぐに「
完了」に変わります。古い interworking-yyy ポッドの状態が「
終了」に変わり、新しい interworking-zzz ポッドの状態が「
実行中」に変わります。
新しい interworking-zzz ポッドの状態が「実行中」で、準備完了コンテナが「4/4」の場合、コンテナを再起動する必要はありません。アップグレードは成功しています。
#Example output:
NAME READY STATUS RESTARTS AGE IP NODE NOMINATED NODE READINESS GATES
interworking-7764988ddd-wnvcg 4/4 Running 0 29s 192.168.x.y example-node-10 <none> <none>
- 次の kubectl コマンドを実行して、新しい interworking-zzz ポッドが新しいイメージを使用しており、イメージの URL が想定どおりであることを確認します。
「interworking-7764988ddd-wnvcg」というポッド名を、前の手順の
kubectl get pods コマンドの出力に表示された実際のポッド名に置き換えます。
kubectl get pods -o yaml interworking-7764988ddd-wnvcg -n vmware-system-antrea | grep image:
# Example output:
image: vmware.io/antrea/interworking:0.11.0
image: vmware.io/antrea/interworking:0.11.0
image: vmware.io/antrea/interworking:0.11.0
image: vmware.io/antrea/interworking:0.11.0
image: vmware.io/antrea/interworking:0.11.0
image: vmware.io/antrea/interworking:0.11.0
image: vmware.io/antrea/interworking:0.11.0
image: vmware.io/antrea/interworking:0.11.0