VI 管理者は、NSX で生成されたアラームを VMware vCenter で確認できます。

注: NSX アラーム転送機能は、 vSphere バージョン 8.0 以降でサポートされます。
VMware vCenter 環境の NSX ページから NSX をインストールして構成すると、 NSX は、アラーム定義を自動的に VMware vCenter に登録します。生成された NSX アラームは転送され、 vSphere Web Client ユーザー インターフェイスに表示されます。アラーム転送は、 VMware vCenter 環境の NSX 展開にのみ適用されます。

vSphere Web Client でトリガされたアラームを表示します。vSphere Web Client でトリガされたアラームを表示します。

vSphere Web Client ユーザー インターフェイスで NSX アラームを表示するには、次の場所に移動します。
  • [モニター] ページ → [問題とアラーム] → [トリガされたアラーム]

  • [アラーム] セクション

NSX アラームを特定するには、[トリガされたアラーム] ページに移動して、アラームをトリガしたユーザー フィールドを確認します。ユーザー com.vmware.nsx.management.nsxt は、イベントが NSX によって生成されたことを表します。

注: 特定の NSX イベントに複数のアラームが生成されると、 vSphere Web Client サマリ イベントが表示されます。サマリ イベントから、同じタイプのすべてのアラームが表示される NSX アラーム ユーザー インターフェイス ページに移動できます。たとえば、 NSX が証明書の有効期限に関連する 5 つのアラームを生成した場合、 vSphere Web Client[アラーム] タブには、5 つの証明書有効期限アラームに対して 1 つのサマリ イベントのみが表示されます。
注意: NSX アラームを VMware vCenter から削除したり、アラームをリセットしたりしないでください(アラームが解決されたことを示す緑色に変わります)。 VMware vCenter[アラーム定義] を削除すると、そのイベントに対して生成されたアラームが VMware vCenter に転送されないことがあります。

NSX Manager のいずれかが停止すると、クラスタ内の別の NSX Manager がアクティブなマネージャとして引き継ぎます。VMware vCenter は、既存のアラーム定義とトリガされたアラームを新しい NSX Manager のアラームの現在の状態と同期します。