この手順では、リンク集約グループが構成されたアップリンク プロファイルを作成する方法、およびそのアップリンク プロファイルを使用するように ESXi ホスト トランスポート ノードを構成する方法について説明します。

前提条件

  • アップリンク プロファイルの作成手順について理解していること。アップリンク プロファイルの作成 を参照してください。
  • ホスト トランスポート ノードの作成手順について理解していること。
  • ESXi ホスト(VDS に接続)の場合、LAG 構成は vCenter Server の VDS のみで行われている。したがって、vCenter Server の VDS スイッチに LAG を構成する。

手順

  1. ブラウザから、NSX Manager(https://<nsx-manager-ip-address> または https://<nsx-manager-fqdn>)に管理者権限でログインします。
  2. [システム] > [ファブリック] > [プロファイル] > [アップリンク プロファイル] > [プロファイルの追加] を選択します。
  3. 名前を入力します。必要に応じて説明も入力します。
    たとえば、「 uplink-lag1」という名前を入力します。
  4. [チーミング] で、[デフォルトのチーミング] を選択します。
  5. [アクティブ アップリンク] フィールドでは、次のいずれかの操作を行います。
    1. VMware vCenter で、VDS に構成した LAG の名前を入力します。
  6. [トランスポート VLAN] に VLAN ID を入力します。
  7. ダイアログ ボックスの下部にある [追加] をクリックします。
  8. [システム] > [ファブリック] > [ホスト] を選択します。
  9. [クラスタ] タブを選択して、ESXi ホストを選択します。
  10. [NSX の構成] を選択します。
  11. [ホストの詳細] タブで、IP アドレス、OS 名、admin の認証情報、ホストの SHA-256 サムプリントを入力します。
  12. スイッチの構成中に、VDS スイッチに応じて、手順 3 で作成したアップリンク プロファイル uplink-lag1 を選択します。
  13. [物理 NIC] フィールドで、物理 NIC とアップリンクのドロップダウン リストに新しい NIC とアップリンク プロファイルが反映されます。具体的には、VDS スイッチで構成されているアップリンク LAG が、アップリンク プロファイルのドロップダウン リストに表示されます。LAG の VDS アップリンクを選択します。
  14. その他のフィールドに情報を入力して、ホストの準備を完了します。
    LAG プロファイルを使用して ESXi ホストがトランスポート ノードとして準備されます。
    注: N-VDS を使用して準備されたトランスポート ノードの NSX アップリンク プロファイルで定義した LAG のみを使用できます。ただし、VDS を使用して準備された ESXi トランスポート ノードの場合、vSphere で構成された LAG のみを使用できます。これはアップリンク プロファイルで参照されます。
  15. ESXi ホストに root として SSH 接続し、次のコマンドを実行します。
    1. nsxcli を実行します。
    2. LACP ボンディングが稼動中でアクティブであることを確認するには、get bonds を実行します。