NSX Edge
問題
Edge ルーターの高可用性の状態が「
停止」になっています。ユーザー インターフェイスの NSX Edge の状態が
DOWN と表示される場合もあります。
- CLI get edge-cluster status を実行すると、Edge ノードの状態は「稼動中」と表示されますが、ルーティングの状態は「停止」と表示されます。
Edge Node Id : 9e60f8c7-c0ac-42ef-8854-5466cd0cc7eb Edge Node Status : Up (Routing Down) Admin State : Up Service Status : Datapath Config Channel : Up Datapath Status Channel : Up Routing Status Channel : Up Routing Status : Down
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NSX Manager ユーザー インターフェイスで、[ネットワーク] → [Tier-0 論理ルーター] → [論理ルーター] → [概要] → [高可用性の状態] に移動すると、「停止」と表示されます。
- Edge CLI で、SR の get logical-routers → vrf (Tier0 SR) → get high-availability status を実行すると、「停止」と表示されます。
原因
この問題は、ルーターのすべての BFP セッションまたは BGP セッションが停止した場合に発生します。
解決方法
- BFD セッションをトラブルシューティングするには、BFD セッションに関連する前述のトラブルシューティング ケースを参照してください。「Edge と ESXi 間の BFD トンネルが停止しているため、NSX Edge の状態が「停止」または「劣化」になっている」および「BFD トンネルが停止していると、NSX Edge の状態が「停止」または「劣化」になる」を参照してください。
- BGP セッションをトラブルシューティングするには、次の手順を実行します。
- Tier-0 SR vrf (get logical-routers; vrf x) 内で、管理者 CLI get bgp neighbor summary を実行します。
- 接続が確立されていない場合は、内部および外部の SR vrf から BGP ネイバー アドレスと送信元アドレス(T0 アップリンク/インターフェイス)に ping を実行し、TOR と BGP ネイバーの BGP ピアが起動してアクセス可能であるため、インターフェイスが正しくセットアップされていることを確認します。
- 接続状態が確立されている場合は、CLI get bgp neighbor <neighbor-ip> advertised-routes を実行し、次に get route <ip-address> | get route connected | get route bgp を実行して、BGP ルートがアドバタイズされているかどうかを確認します。
- get logical-routers を実行して、Tier-0 サービス ルーターの論理ルーター ID を表示し、その後に get logical-router <logical-router-id> interfaces stats を実行して、サービス ルーター インターフェイスで TX ドロップまたは RX ドロップが発生しているかどうかを確認します。
- 管理者 CLI get diagnosis topology を実行して、Edge アップリンク インターフェイス、BGP ピアの状態を表示します。