非表示のクラスタを使用する環境を移行できます。
非表示のクラスタの設計では、管理仮想マシン、ワークロード仮想マシン、オプションの Edge はすべて、NSX-V 用に準備された同じ vSphere クラスタ上で実行されます。NSX の管理仮想マシンは、最初に dvPortgroups に接続する必要があります。移行後、NSX の管理仮想マシンは NSX VLAN セグメントに接続します。
NSX の管理仮想マシンには、NSX Manager、VMware vCenter、VMware Identity Manager などのアプライアンスが含まれます。これらの管理仮想マシンが接続する NSX VLAN セグメント ポートは、Migration Coordinator によってインプレース移行された後にこれらの管理仮想マシンが再起動されるとブロックされます。また、メンテナンス移行モードで vMotion によって NSX-V ホストから NSX ホストに移行された場合にもブロックされます。このような場合、管理仮想マシンの接続が失われる可能性があります。
この問題を回避するには、management_vms タグ カテゴリを作成し、このカテゴリにタグを追加します。このカテゴリのタグを NSX 環境内のすべての管理仮想マシンに割り当てます。これらの仮想マシンは、ブロック解除された VLAN セグメント ポートに接続されます。