移行が成功したことを確認し、[終了] をクリックして移行を終了したら、NSX-V 環境をアンインストールできます。
NSX への移行後に NSX-V をアンインストールするプロセスは、NSX-V の標準的なアンインストールとは異なります。
重要: vCenter Server 拡張リンク モード (ELM) が構成されている場合は、以下の手順 6、7、および 8 を実行する前に、vCenter Server ELM チェーンに関連付けられているすべての
NSX-V インスタンスを移行する必要があります。
前提条件
- 移行が成功し、NSX 環境ですべての機能が正常に動作していることを確認します。
- [ホストの移行] 画面で [終了] をクリックしたことを確認します。
手順
- vSphere Client で、 の順に移動し、すべての NSX Edge を削除します。
- vSphere Client で、 の順に移動し、すべての論理スイッチを削除します。
- vSphere Client で、 の順に移動して、すべてのトランスポート ゾーンを削除します。
- vSphere Client で、 の順に移動して、すべての NSX Controller を削除します。
- NSX-V Manager データベースに残っている古い VTEP をすべてクリアします。
- root として NSX-V Manager に SSH で接続します。
- 次のコマンドを実行して、データベース テーブルをクリアします。
psql -U secureall -d secureall -c "delete from xvs_vmknic_info;"
- 次のコマンドを実行して、出力にゼロ行が表示されることを確認します。
psql -U secureall -d secureall -c "select * from xvs_vmknic_info;"
- NSX-V 環境に関連付けられている ESX Agent Manager エージェンシーを削除します。
- vSphere Client で、[ソリューション] で [vCenter Server の拡張機能] をクリックします。[vSphere ESX Agent Manager] をダブルクリックして、[構成] タブをクリックします。 の順に移動します。
- 名前が
_NSX_
で始まるエージェンシーを選択して、3 つのドットのメニュー アイコン [()] をクリックし、[エージェンシーの削除] を選択します。
- VMware vCenter から NSX-V プラグインを削除します。
- 管理対象オブジェクト ブラウザから https://<vcenter-ip>/mob/?moid=ExtensionManager の拡張機能マネージャにアクセスします。
- [UnregisterExtension] をクリックします。
- [UnregisterExtension] ダイアログ ボックスで、[値] テキスト ボックスに com.vmware.vShieldManager と入力し、[メソッドの起動] をクリックします。
- [UnregisterExtension] ダイアログ ボックスで、[値] テキスト ボックスに com.vmware.nsx.ui.h5 と入力し、[メソッドの起動] をクリックします。
- 拡張機能の登録を解除したことを確認するには、https://<vcenter-ip>/mob/?moid=ExtensionManager にある拡張機能マネージャの画面に移動して、[extensionList] プロパティの値を確認します。
- NSX-V の vSphere Web Client ディレクトリと vSphere Client (HTML5) ディレクトリを削除し、クライアント サービスを再起動します。
- VMware vCenter システム コマンド ラインに接続します。
- VMware vCenter アプライアンスを使用している場合は、コンソールまたは SSH を使用して root としてログインします。root としてログインし、Bash シェルからコマンドを実行する必要があります。Bash シェルを開始するには、次のコマンドを使用します。
> shell.set --enabled True > shell
- VMware vCenter for Windows を使用している場合は、コンソールまたは RDP を使用して管理者としてログインします。
- VMware vCenter アプライアンスを使用している場合は、コンソールまたは SSH を使用して root としてログインします。root としてログインし、Bash シェルからコマンドを実行する必要があります。Bash シェルを開始するには、次のコマンドを使用します。
- すべての NSX-V プラグイン ディレクトリを削除します。
注: 関連付けられたクライアントを起動したことがない場合、プラグイン ディレクトリが表示されないことがあります。VMware vCenter アプライアンスで、次のディレクトリを削除します。
- vSphere Web Client プラグインを削除するには、/etc/vmware/vsphere-client/vc-packages/vsphere-client-serenity/com.vmware.vShieldManager-<version>-<build> ディレクトリを削除します。
- vSphere Client プラグインを削除するには、/etc/vmware/vsphere-ui/vc-packages/vsphere-client-serenity/com.vmware.nsx.ui.h5-<version>-<build> ディレクトリを削除します。
VMware vCenter for Windows の場合は、次のディレクトリを削除します。- vSphere Web Client プラグインを削除するには、 C:\ProgramData\VMware\vCenterServer\cfg\vsphere-client\vc-packages\vsphere-client-serenity\com.vmware.vShieldManager-<version>-<build> ディレクトリを削除します。
- vSphere Client プラグインを削除するには、C:\ProgramData\VMware\vCenterServer\cfg\vsphere-ui\vc-packages\vsphere-client-serenity\com.vmware.nsx.ui.h5-<version>-<build> ディレクトリを削除します。
- VMware vCenter アプライアンスまたは Windows 上の VMware vCenter でクライアント サービスを再起動します。
表 1. クライアント サービス コマンド クライアント サービス vCenter Server Appliance vCenter Server for Windows vSphere Web Client を再起動する vSphere 6.0、6.5、および 6.7 の場合
> shell.set --enabled True > shell # service-control --stop vsphere-client # service-control --start vsphere-client
> cd C:\Program Files\VMware\vCenter Server\bin > service-control --stop vspherewebclientsvc > service-control --start vspherewebclientsvc
vSphere Client を再起動する vSphere 6.5 および 6.7 の場合
> shell.set --enabled True > shell # service-control --stop vsphere-ui # service-control --start vsphere-ui
> cd C:\Program Files\VMware\vCenter Server\bin > service-control --stop vsphere-ui > service-control --start vsphere-ui
vSphere Client を再起動する vSphere 7.0 の場合
> shell.set --enabled True > shell # service-control --stop vsphere-ui # service-control --start vsphere-ui
vSphere 7.0 は、vCenter Server for Windows をサポートしていません
- VMware vCenter システム コマンド ラインに接続します。
- NSX Manager 仮想マシンをパワーオフして、削除します。
- vSphere Client で [ホストおよびクラスタ] に移動します。
- NSX Manager 仮想マシンを見つけます。右クリックして [パワーオフ] を選択し、右クリックして [ディスクから削除] を選択します。