ホストをアップグレードした後、コントローラが切断されます。
問題
ホストをアップグレードした後に事後チェックを実行すると、[ノードの状態] にコントローラとの接続が切断されたことが示されます。
解決方法
- この問題が発生している ESXi ホストとの SSH セッションを開き、3 つの NSX Controller がいずれも接続中でないことを確認します。nsxcli -c get controllers コマンドを実行します。
応答例:
Controller IP Port SSL Status Is Physical Master Session State Controller FQDN 192.168.60.5 1235 enabled disconnected true down nsxmgr.corp.com
動作中の構成で、2 つのコントローラが未使用状態と表示され、1 つのコントローラが接続状態になります。 NSX Controller が接続状態になっている場合は、ユーザー インターフェイスを更新して、状態が緑色になっていることを確認します。コントローラが未接続と表示されている場合は、次の手順に進みます。 - admin として NSX Manager ノードのいずれかに SSH セッションを開き、get certificate api thumbprint コマンドを実行します。
コマンド出力は、この NSX Manager に固有の一連の英数字です。
- ESXi ホストで、ホスト証明書を管理プレーンにプッシュします。
ESXi1> nsxcli -c push host-certificate <NSX Manager IP or FQDN> username admin thumbprint <thumbprint obtained in step #1>
プロンプトが表示されたら、 NSX Manager の admin ユーザー パスワードを入力します。詳しくは、 NSX の『 コマンドライン インターフェイス リファレンス』を参照してください。 - コントローラが接続状態であることを確認します。
ESXi1> nsxcli -c get controllers
該当のトランスポート ノードのユーザー インターフェイスで、コントローラの接続状態が緑色になっていることを確認します。この問題が解決しない場合は、 ESXi ホストで次の NSX Services を再起動します。ESXi1> /etc/init.d/nsx-opsagent restart
ESXi1> /etc/init.d/nsx-proxy restart