アップグレード元のバージョンに応じて、NSX フェデレーション アプライアンスのアップグレード ワークフローに従います。
グローバル マネージャ (GM) 4.1.1 にアップグレードする場合は、まず GM ユーザー インターフェイスからスタンバイ GM クラスタを手動でアップグレードし、次にアクティブ GM クラスタをアップグレードする必要があります。アクティブとスタンバイの両方の グローバル マネージャ が同じバージョンである必要があります。NSX 4.1.1 以降では、グローバル マネージャ (GM) および ローカル マネージャ (LM) のアップグレードは任意の順序で実行できます。GM と LM は、4.0 と 4.1 の間で異なるバージョンにある場合、同期を続行します。
注:
NSX 3.2.2 または 3.2.3 から 4.0.1 または 4.0.1.1 へのアップグレードはサポートされていません。これは、
NSX 3.2.2 の一般提供 (GA) が、
NSX バージョン 4.0.1 および 4.0.1.1 の GA の後に行われたためです。これらのバージョンがリリースされた順序が原因で、
NSX 3.2.2 の一部の機能と重要な修正は、バージョン 4.0.1 または 4.0.1.1 で使用できない場合があります。
NSX 4.1.1 以降では、グローバル マネージャ は 3.2.3 から 4.1.1 など、ローカル マネージャ と同じ相互運用性をサポートするようになりました。ローカル マネージャ と グローバル マネージャ のバージョンの互換性については、次の表を参照してください。NSX 4.1.1 より前のバージョンでは、相互運用性は N+1 と N-1 でした。NSX 4.1.1 以降では、NSX 3.2 から 4.1.1 にアップグレードして、次のリリース(N+2 および N-2)をサポートできます。
次はその例です。
- 3.2 の LM と 3.2 の GM がある場合は、すべてを NSX 4.0 および 4.1.1 にアップグレードできますが、NSX 4.1.0 にアップグレードすることはできません。
- 3.2 の LM と 4.1.1 の GM がある場合、LM を NSX 4.0 にアップグレードすることはできません。NSX 4.1.1 に直接アップグレードします。
ローカル マネージャ (LM) および
グローバル マネージャ (GM) のアップグレードの表に、ソフトウェア バージョンと、以前と最新の両方の LM および GM バージョンと引き続き同期する有効なバージョンを示します。表のアスタリスク (*) については、「
https://interopmatrix.vmware.com/Upgrade?productId=912」でサポートされているマイナー リリース バージョンの相互運用性マトリックスを参照してください。
表 1.
ローカル マネージャ (LM) とグローバル マネージャ (GM) のアップグレード
現バージョン/新バージョン |
4.1.0 |
4.1.x |
3.1 |
3.2 への最初のアップグレード |
3.2 への最初のアップグレード |
3.2 |
該当なし。LM 3.2 は GM 4.1.0 で管理できないため、ユースケースはサポートされていません。注: 3.2.2 以降は、 4.1.1 にアップグレードできます。 |
サポート対象* |
4.0 |
サポート対象* |
サポート対象* |
4.1.0 |
該当なし |
サポート対象* |
4.1.1 |
該当なし |
サポート対象* |
NSX フェデレーション を使用する VMware Cloud Foundation の展開のアップグレード
ローカル マネージャ (LM) および
グローバル マネージャ (GM) を使用する
VMware Cloud Foundation の展開のアップグレードの表には、
VMware Cloud Foundation (VCF) 環境の
NSX フェデレーション
ローカル マネージャ バージョンおよび
グローバル マネージャ バージョンのアップグレード パスにあるソフトウェア バージョンと有効なバージョンが表示されています。
注: VCF 5.0 にアップグレードする前に
VMware Cloud Foundation (VCF) 4.5.x にアップグレードする必要があります。
表 2.
ローカル マネージャ (LM) およびグローバル マネージャ (GM) を使用する VMware Cloud Foundation の展開のアップグレード
現バージョン/新バージョン |
手順 |
VCF 4.5 から VCF 5.0 LM 3.2.1.2 から LM 4.1.0.2 GM 3.2.1.2 から GM 4.1.0.2 |
- スタンバイ GM、アクティブ GM の順に手動で 3.2.1.2 から 4.0.1.1 にアップグレードします。GM 4.0.1.1 は、LM 3.2.1.2 を使用する VCF 4.5 と互換性があります。
- SDDC Manager を使用して VCF 4.5 から VCF 5.0 にアップグレードします。これは、仮想マシンを 3.2.1.2 から LMs 4.1.0.2 にアップグレードします。
- スタンバイ仮想マシンを手動でアップグレードし、アクティブな仮想マシンを GM 4.0.1.1 から GM 4.1.0.2 にアップグレードします。
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VCF 4.5.1 から VCF 5.0 LM 3.2.2.1 から LM 4.1.1 GM 3.2.2.1 から GM 4.1.1 |
- スタンバイ GM、アクティブ GM の順に手動で 3.2.2.1 から 4.1.1 にアップグレードします。GM 4.1.1 は、LM 3.2.2.1 を使用する VCF 4.5.1 と互換性があります。
- SDDC Manager を使用して VCF 4.5.1 から VCF 5.0 にアップグレードします。LM は 3.2.2.1 から LM 4.1.0.2 にアップグレードされます。
- VCF 非同期パッチ ツールを適用して LM 4.1.0.2 を LM 4.1.1 にアップグレードします。「https://docs.vmware.com/jp/VMware-Cloud-Foundation/services/ap-tool/GUID-49818DF1-94EA-4C85-8CB6-6EFFCE5F8060.html」を参照してください。
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VCF 4.5.1 から VCF 5.0 LM 3.2.2.1 から LM 4.1.2 GM 3.2.2.1 から GM 4.1.2 |
- スタンバイ GM、アクティブ GM の順に手動で 3.2.2.1 から 4.1.2 にアップグレードします。GM 4.1.2 は、LM 3.2.2.1 を使用する VCF 4.5.1 と互換性があります。
- SDDC Manager を使用して VCF 4.5.1 から VCF 5.0 にアップグレードします。LM は 3.2.2.1 から LM 4.1.0.2 にアップグレードされます。
- VCF 非同期パッチ ツールを適用して LM 4.1.0.2 を LM 4.1.2 にアップグレードします。「https://docs.vmware.com/jp/VMware-Cloud-Foundation/services/ap-tool/GUID-49818DF1-94EA-4C85-8CB6-6EFFCE5F8060.html」を参照してください。
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VCF 4.5.2 から VCF 5.0 LM 3.2.3.1 から LM 4.1.x GM 3.2.3.1 から GM 4.1.x |
アップグレード パスがありません。 |