パケットのパスを調べるには、トレースフローを使用します。トレースフローはパケットのトランスポート ノードレベルのパスをトレースします。トレース パケットはセグメント オーバーレイを横断しますが、セグメントに接続されたインターフェイスでは確認できません。すなわちパケットは、実際にはテスト パケットで意図された受信者に配信されません。
VLAN でバッキングされたセグメントの場合、PUT /api/v1/infra/ops-global-config
API を呼び出してインバンド ネットワーク テレメトリ (INT) を有効にします。
要求の例:
URL:
PUT https://{{nsx-manager-ip}}/policy/api/v1/infra/ops-global-config
本文
{ "display_name": "ops-global-config", "in_band_network_telementry": { "dscp_value": 2, "indicator_type": "DSCP_VALUE" }, "path": "/infra/ops-global-config", "relative_path": "ops-global-config", "_revision": 0 }
トレースフロー要求がすでに進行中の場合は、INT を構成できません。インバンド ネットワーク テレメトリ API の詳細については、『NSX』を参照してください。VLAN トレースフローは TCP/UDP および ICMP パケットのみをサポートします。
Edge ノードでは、VLAN トレーシングはサポートされません。Edge ノードにトレース パケットを挿入しようとすると、API 検証エラーが発生します。VLAN トレースフローの場合、挿入されたトレース パケットが Edge ノードを移動すると、結果のトレースは不完全になり、ESX ノードの観測のみが表示されます。
パケットが処理されたときに IPsec VPN 固有の観測を表示できます。
注:
NSX トレースフローは、
HCX 拡張ネットワークでは機能しません。