vSphere Distributed Switch (VDS) で NSX を構成して実行します。

NSX 4.0 では、VDS を使用して ESXi ホスト ノードをトランスポート ノードとして準備することのみが可能です。N-VDS はサポートされていません。セグメンテーション、可視化、または高度なセキュリティ機能が必要なデータセンターとワークロードで NSX 分散ファイアウォール機能を構成します。これにより、vCenter Server で管理されているかどうかに応じて、分散ファイアウォール機能が管理対象の仮想マシンで確実に機能します。

ただし、NSX Edge 仮想マシンをトランスポート ノードとして準備する場合は、N-VDS スイッチのみを使用できます。ネットワークのトポロジによっては、サポートされている任意のホスト スイッチ(VSS または VDS)に NSX Edge 仮想マシンを接続できます。

ホスト スイッチとして VDS を使用するトランスポート ノード ホストのクラスタを準備した後、次の操作を行うことができます。

  • VDS スイッチで NSX トランスポート ノードを管理します。
  • vCenter Server で NSX 分散仮想ポート グループとして NSX に作成されたセグメントを認識します。
  • VDS ポート グループ間で仮想マシンを移行します。