信頼できる HTTP/HTTPS プロキシを介してインターネットに向かうすべての HTTP/HTTPS トラフィックをルーティングおよび監視するには、NSX Manager 環境のプロキシ設定を構成します。

トランスポート ノードは FQDN 分析と URL フィルタリングで直接インターネットに接続する必要があるため、 NSX Edge にプロキシ構成を設定しないでください。

前提条件

HTTPS プロキシの場合は、NSX Manager で使用可能なプロキシ サーバの自己署名証明書が必要です。既存の自己署名証明書を作成またはインポートするには、「自己署名証明書の作成」を参照してください。

手順

  1. 管理者権限で NSX Manager にログインします。
  2. [システム] > [全般設定] の順に選択します。
  3. オプションのプロキシ構成を初めて作成する場合は、[インターネット プロキシ サーバ] ページで強調表示されているボタンをクリックするか、次の手順に進みます。
  4. プロキシ サーバの構成を有効にするには、[プロキシ有効] を [はい] に切り替えます。
  5. [スキーム] 列で、[HTTP] または [HTTPS] を選択します。
  6. [ホスト] フィールドに、IP アドレスまたは FQDN を入力します。
  7. [ポート] フィールドに、ポート番号を入力します。
    通常、デフォルト ポートは 3128 ですが、必要に応じて別のポートを構成できます。この番号は一意である必要があり、ネットワーク上の他のサービスによって使用されていてはなりません。このポートは、プロキシ サーバを使用する必要がある NSX コンポーネントからの受信トラフィックを許可する必要があります。
  8. (オプション) [ユーザー名] フィールドに、ユーザー名を入力します。
  9. (オプション) [パスワード] フィールドに、パスワードを入力します。
  10. (オプション) [テスト接続の URL] に、構成の成功を確認するための任意の Web URL を入力します。
    たとえば、https://www.broadcom.com です。
  11. HTTPS を選択した場合は、[証明書] ドロップダウンで、NSX によって信頼されるプロキシ証明書を選択します。
  12. [保存] をクリックします。