DNS サービス用の DNS ゾーンを構成できます。DNS ゾーンとは、DNS 内のドメイン ネームスペース内の、他と区別できる範囲のことです。

DNS ゾーンを構成するときに、DNS クエリをアップストリーム DNS サーバに転送する際に使用する DNS フォワーダの送信元 IP を指定できます。送信元 IP を指定しないと、DNS クエリ パケットの送信元 IP が DNS フォワーダのリスナー IP になります。リスナー IP が、外部のアップストリーム DNS サーバからアクセスできない内部アドレスの場合は、送信元 IP を指定する必要があります。DNS 応答パケットがフォワーダに確実にルーティングされるようにするには、専用の送信元 IP が必要です。また、論理ルーターで SNAT を構成し、リスナー IP をパブリック IP に変換することもできます。この場合、送信元 IP を指定する必要はありません。

手順

  1. 管理者権限で NSX Manager にログインします。
  2. [ネットワーク] > [IP 管理] > [DNS] の順に選択します。
  3. [DNS ゾーン] タブをクリックします。
  4. デフォルト ゾーンを編集するには、編集するオブジェクトの横にある [アクション] メニュー をクリックし、[編集] をクリックします。
    1. 名前を入力します。必要に応じて説明も入力します。
    2. 最大 3 つの DNS サーバの IP アドレスを入力します。
    3. (オプション) [送信元の IP アドレス] フィールドに IP アドレスを入力します。
  5. FQDN ゾーンを編集するには、編集するオブジェクトの横にある [アクション] メニュー をクリックし、[編集] をクリックします。
    1. 名前を入力します。必要に応じて説明も入力します。
    2. ドメインの FQDN を入力します。
    3. 最大 3 つの DNS サーバの IP アドレスを入力します。
    4. (オプション) [送信元の IP アドレス] フィールドに IP アドレスを入力します。
  6. [保存] をクリックします。