双方向フォワーディング検出 (BFD) は転送パスの障害を検出することができるプロトコルです。
BFD は、BGP ルートとスタティック ルートのセッションをバックアップできます。
注:
NSX 4.0.0.1 では、IPv4 のみがサポートされます。NSX 4.0.1.1 以降では、IPv4 と IPv6 の両方がサポートされます。
注意: BGP または BFD に関連する接続で障害が発生した場合は、次のシナリオに注意してください。
- BGP のみが構成されている場合、すべての BGP ネイバーが停止すると、サービス ルーターの状態は「停止」になります。
- BFD のみが構成されている場合、すべての BFD ネイバーが停止すると、サービス ルーターの状態は「停止」になります。
- BGP と BFD が構成されている場合、すべての BGP ネイバーと BFD ネイバーが停止すると、サービス ルーターの状態は「停止」になります。
- BGP とスタティック ルートが構成されている場合、すべての BGP ネイバーが停止すると、サービス ルーターの状態は「停止」になります。
- スタティック ルートのみが構成されている場合は、ノードで障害が発生するか、メンテナンス モードになっている場合を除き、サービス ルーターの状態は常に「稼動中」になります。
BGP の詳細については、BGP の構成を参照してください。
スタティック ルートの詳細については、NSX のスタティック ルートの構成を参照してください。
手順
- 管理者権限で NSX Manager にログインします。
- の順に選択します。
- Tier-0 ゲートウェイを編集するには、メニュー アイコン(3 つのドット)をクリックして [編集] を選択します。
- [ルーティング] をクリックして、[スタティック ルートの BFD ピア] の [設定] をクリックします。
- [スタティック ルートの BFD ピアを追加] をクリックします。
- [BFD プロファイル] を選択します。「NSX の BFD プロファイルの追加」を参照してください。
- ピア IP アドレスを入力します。必要に応じて送信元アドレスを入力します。
- [保存] をクリックします。