NSX Manager ユーザー インターフェイスを使用して、デフォルトおよび新しいローカル ゲスト ユーザーを管理できます。
admin を無効にしたり、そのロールの割り当てを変更したりすることはできません。また、audit ユーザー ロールの割り当てを変更することもできません。特に断りのない限り、admin ユーザーまたはエンタープライズ管理者ロールを持つユーザーは、次のタスクを実行できます。
- NSX 4.1 以降では、エンタープライズ管理者ロールを持つユーザーがユーザーを追加できます。ユーザーを追加するには、ローカル ユーザーの追加を参照してください。
- NSX 4.1 以降では、admin ユーザーがユーザーを削除できます。ユーザーを削除または削除するには、ローカル ユーザーの削除を参照してください。
- ローカル ユーザー アカウントの有効化または無効化。ただし、admin は除きます。
- 2 人のゲスト ユーザーのユーザー ロールの割り当ての変更。
- 新しいロールの追加、既存のロールのクローン作成、ユーザーが作成したロールの編集および削除。
- ユーザーのパスワードのリセット。また、現在の自身のパスワードがわかっている場合は、すべてのローカル ユーザーが自分のパスワードをリセットできます。
- ローカル ユーザー アカウントのユーザー名を変更します。
- パスワードの有効期限の設定を変更します。
audit ユーザーおよびゲスト ユーザーには NSX 環境に対するデフォルトの読み取り権限が付与されています。デフォルトでは、これらのユーザーはアクティブになっていません。NSX Manager にログインする前に、アカウントを有効にする必要があります。
ローカル ユーザー アカウントに対する変更は監査対象になります。
デフォルトでは、ユーザーのパスワードは 90 日で有効期限が切れます。パスワードの有効期限は、ユーザーごとに変更または無効にすることができます。
パスワードが 30 日以内に期限切れになるように設定されている場合、ユーザーが NSX Manager にログインするときに、NSX Manager ユーザー インターフェイスにパスワードの期限切れ通知が表示されます。パスワード有効期限を 30 日以下に設定した場合、通知は常に表示されます。通知には [パスワードの変更] リンクが含まれています。リンクをクリックして、ユーザーのパスワードを変更します。
前提条件
NSX Manager と NSX Edge のパスワードの強度要件について理解しておく必要があります。『NSX インストール ガイド』の「NSX Manager のインストール」と「NSX Edge のインストール」を参照してください。パスワードの複雑さを変更するには、認証ポリシーの設定を参照してください。