LAG は、複数の物理 NIC を 1 つのグループにバンドルするメカニズムで、物理 NIC 間でのトラフィックの分散方法を決定します。

LAG はオプションのフィールドです。リンク集約グループ (LAG) がトランスポート ネットワークで Link Aggregation Control Protocol (LACP) を使用する場合は、[LAG] セクションで [追加] をクリックします。

作成するアクティブ アップリンクとスタンバイ アップリンクの名前には、物理リンクを表す任意のテキストを指定できます。これらのアップリンク名は、後でトランスポート ノードを作成するときに参照します。トランスポート ノードのユーザー インターフェイス/API で、各アップリンク名に対応する物理リンクを指定できます。

LAG ハッシュ メカニズムで使用可能なオプション:

  • [送信元の MAC アドレス]

  • [宛先の MAC アドレス]

  • [送信元および宛先の MAC アドレス]

  • [送信元および宛先 IP アドレスおよび VLAN]

  • [送信元および宛先の MAC アドレス、IP アドレス、TCP/UDP ポート]

ホスト タイプでサポートされている LAG ハッシュ メカニズム:

  • NSX Edge ノード:送信元および宛先の MAC アドレス、IP アドレス、TCP/UDP ポート。

  • 拡張ネットワーク スタック (ENS) モードで VDS を使用する ESXi ホスト:[送信元の MAC アドレス][ ターゲット MAC アドレス ][送信元および宛先の MAC アドレス]

  • 標準モードの VDS を使用する ESXi ホスト:[送信元の MAC アドレス][宛先の MAC アドレス][送信元および宛先の MAC アドレス][送信元および宛先 IP アドレスおよび VLAN]

  • vSphere Distributed Switch(NSX をサポートするバージョン 7.0 以降)の ESXi ホスト:LACP は NSX で構成されていません。VMware vCenter で構成する必要があります。

  • 物理サーバ ホスト:[送信元の MAC アドレス]