VMware Remote Console | 2019 年 6 月 25 日 | ビルド 14161502 各リリース ノートで、追加または更新された情報をご確認ください。 |
リリース ノートの概要
このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。
新機能
この VMware Remote Console のリリースでは、次の変更点が含まれています。
- Python 2.7 (2.7.16)、OpenSSL (1.0.2r)、およびその他のオープンソース コンポーネントのアップデート バージョン
- MacOS の完全認証
- 解決した問題に記載されている追加の修正も行われています。
互換性およびインストール
このリリースは、次のホスト オペレーティング システムにインストールできます。
Windows 64 ビットおよび 32 ビット
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
- Windows Server 2008 R2 SP1
- Windows Server 2008 R2
- Windows 10
- Windows 8.1
- Windows 8
- Windows 7
Mac
- macOS 10.14
- macOS 10.13
- macOS 10.12
Linux
- VMware Remote Console は通常、同時にリリースされる VMware Workstation バージョンと同じ Linux で実行します。詳細については、VMware 互換性ガイドを参照してください。
ドキュメント
VMware Remote Console のインストールと使用については、次のガイドを参照してください。
解決した問題
- VMware Remote Console を表示する画面の DPI 設定を変更すると、仮想マシンとホストのマウス カーソルの位置が一致しない
低 DPI の画面から高 DPI の画面に VMware Remote Console ウィンドウを移動するなど、DPI が変更された場合、マウス カーソルの位置が正しくオフセットされません。
今回のリリースで、この問題は修正されました。
- VMware Remote Console のログに、セッション接続と切断情報が含まれない
リモート セッションが確立または終了すると、関連するログは記録されません。
今回のリリースで、この問題は修正されました。
- スマートカードを仮想マシン上の共有モードで使用できない
仮想マシンでは、特定のスマートカードが正しく認識されませんでした。
今回のリリースで、この問題は修正されました。
既知の問題
既知の問題には、次のトピックが含まれます。
Macこのリリースでの既知の Mac の問題は次のとおりです。
- VMware Remote Console が macOS 10.13 以降で起動しない
macOS 10.13 以降で VMware Remote Console を起動しようとすると、Mac に System Extension Blocked というメッセージが表示されます。
回避策:管理者権限を持つユーザーとして、[システム環境設定] > [セキュリティ] > [プライバシー] に移動します。[全般] タブで、ボタンの隣に VMware ソフトウェアがブロックされているというメッセージが表示されます。[許可] をクリックします。詳細については、ナレッジベースの記事 2151770 を参照してください。
- デバイス オプション
Mac で VMware Remote Console を実行すると、使用できないデバイス関連のオプションがあります。たとえば、新しいデバイスを追加したり、サウンド カードの設定を表示したりできません。Mac で使用できないオプションは、ドキュメントに記載されています。
このリリースでの既知の Linux の問題は次のとおりです。
- 新しいバージョンの Linux ディストリビューションで、ターミナル ベースのインストールまたはオンライン アップグレードが失敗することがある
VMware Remote Console のインストールには、バージョン 5 のncurses ライブラリが必要です。しかし、Fedora 28 や SUSE Linux Enterprise Server 15 などの Linux ディストリビューションの一部の新しいバージョンには、デフォルトでバージョン 6 のみが含まれています。これにより、オンライン アップグレードのプロセスとターミナル ベースのインストールのプロセスが中断することがあります。
回避策:マシンに手動で ncurses 5 をインストールします。
- Fedora 28 または 29 の場合は、dnf install ncurses-compat-libs.x86_64 コマンドを実行します。
- SUSE Linux Enterprise Server 15 の場合は、YaST を使用して ncurses 5 パッケージをインストールします。
- VMware Remote Console と VMware Workstation を同一のコンピュータにインストールできない
VMware Remote Console と VMware Workstation は一部のコンポーネントを共有しているため、両製品を同一の Linux マシンにインストールすることはできません。
回避策:なし。
- Wayland プロトコルはサポートされていない
VMware Remote Console は Xorg を必要とします。Wayland セッションでインストールまたは実行しないでください。Fedora 25 などの Wayland を使用する新しいオペレーティング システムでインストール エラーが発生します。
回避策:なし
- ヘルプ リンクが機能しない
VMware Remote Console 内から [ヘルプ] オプションをクリックすると、「ファイルが見つかりません」というエラーが表示されます。
回避策:ブラウザから直接 https://docs.vmware.com/jp/VMware-Remote-Console/index.html を開きます。
- 仮想マシンが自動的にパワーオンする
VMware Remote Console がパワーオフ状態の仮想マシンに接続すると、仮想マシンを自動的にパワーオンします。
回避策:なし
- VMware Remote Console が自動的に閉じる
リモートの仮想マシンがシャットダウンすると、VMware Remote Console が自動的に閉じます。
回避策:なし