VMware Remote Console 11.0 | 2020 年 3 月 17 日 ビルド (macOS):15716515 各リリース ノートで、追加または更新された情報をご確認ください。 |
リリース ノートの概要
このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。
新機能
VMware Remote Console 11.0.1 では、setuid バイナリの不適切な使用による権限のエスカレーションの脆弱性に対処しています。Common Vulnerabilities and Exposures プロジェクトは、この問題を CVE-2020-3950 として公表しています。詳細については、VMSA-2020-0005 を参照してください。
VMware Remote Console 11.0.1 は、macOS スタンドアローン エディションのみでリリースされます。VMware Remote Console 11.0 の Windows、Linux、および macOS App Store の各エディションは、この脆弱性の影響を受けません。
互換性
VMware Remote Console 11.0.1 を使用して、vSphere、vRealize Automation、vCloud Director 内の仮想マシンに接続できます。
注:
- VMware Remote Console 11.0.1 では、ESXi ホストのポート 443 への直接アクセスが必要になります。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB76672 を参照してください。
- vRealize Automation 8.0 は、VMware Remote Console のいずれのバージョンとも互換性がありません。
VMware Remote Console 11.0.1 は、次のホスト オペレーティング システムにインストールできます。
macOS
- macOS 10.15
- macOS 10.14
- macOS 10.13
既知の問題
- 大容量ストレージ デバイスでパススルー接続を実行すると、VMware Remote Console macOS App Store クライアントの応答速度が低下することがある
マウントされた大容量ストレージ デバイスがリモート仮想マシンにパススルー接続されている場合、VMware Remote Console macOS クライアントが数秒間フリーズすることがあります。
回避策:VMware Remote Console でパススルー接続を開始する前に、ホスト OS から大容量ストレージ デバイスを手動でアンマウントします。
- VMware Remote Console が macOS 10.13 以降で起動しない
macOS 10.13 以降で VMware Remote Console を起動しようとすると、Mac に System Extension Blocked というメッセージが表示されます。
回避策:管理者権限を持つユーザーとして、[システム環境設定] > [セキュリティ] > [プライバシー] に移動します。[全般] タブで、ボタンの隣に VMware ソフトウェアがブロックされているというメッセージが表示されます。[許可] をクリックします。詳細については、ナレッジベースの記事 2151770 を参照してください。
- macOS でサポートされないデバイス操作がある
VMware Remote Console macOS クライアントを使用して仮想マシンにアクセスしている場合、一部のデバイス操作は実行できません。たとえば、新しいデバイスを追加したり、サウンド カードの設定を表示したりできません。具体的な操作については、ドキュメントに記載されています。
回避策:なし。