VMware Remote Console が仮想マシンに接続する際に経由するプロキシ サーバを設定できます。

注: プロキシ接続でサポートされているプロトコルは、HTTP のみです。

以前のバージョンの VMware Remote Console では、VMWARE_HTTPSPROXY 環境変数がプロキシ サーバの設定に使用されていました。この手順で設定されたプロキシは、VMWARE_HTTPSPROXY 環境変数の値よりも優先されます。ただし、この手順を使用してプロキシを設定しない場合、VMWARE_HTTPSPROXY 環境変数が引き続き有効になります。

この手順または VMWARE_HTTPSPROXY 環境変数を使用してプロキシを設定しない場合は、ソフトウェア更新の [接続設定] で設定されたプロキシが、すべての接続に対して有効になります。

認証が必要なプロキシ サーバを使用する場合は、環境変数またはソフトウェア更新の [接続設定] の代わりにこの手順を使用して、プロキシを設定する必要があります。

手順

  1. Web ブラウザで、vmrc://settings にアクセスします。
    VMware Remote Console がすでに開いている場合は、メニューから設定にアクセスすることもできます。
    • Windows の場合は、[VMRC] > [環境設定] の順に選択します。
    • MacOS の場合は、[ VMware Remote Console ] > [環境設定] の順に選択します。
    • Linux の場合は、[ファイル] > [Remote Console の環境設定] の順に選択します。
  2. Windows または Linux の場合は、次の手順を実行します。
    1. [リモート仮想マシンのプロキシの有効化] を選択し、[接続プロキシの設定] をクリックします。
    2. プロキシ サーバのホスト名または IP アドレスとポートを入力します。
      IPv4 または IPv6 アドレスを入力できます。
    3. (オプション) プロキシ サーバで認証するユーザー名とパスワードを入力します。
    4. [OK] をクリックします。
    macOS の場合は、次の手順を実行します。
    1. [リモート仮想マシンのプロキシの有効化] を選択します。
    2. プロキシ サーバのホスト名または IP アドレスとポートを入力します。
      IPv4 または IPv6 アドレスを入力できます。
    3. (オプション) [認証情報の使用] を選択し、プロキシ サーバで認証するユーザー名とパスワードを入力します。
    4. [保存] をクリックします。
    5. macOS の場合は、設定が有効になるように、VMware Remote Console を再起動します。

結果

プロキシの設定を終了すると、VMware Remote Console では、以降のすべての接続が、指定されたプロキシ サーバ経由で仮想マシンに送信されます。

次のタスク

VMware Remote Console で接続関連のエラーが表示される場合は、プロキシ設定が正しいかどうかを確認します。

macOS では、プロキシ設定の無効化または変更後に VMware Remote Console クライアントを再起動する必要があります。