[一致の宛先の定義 (Match Destination Define)] オプションが選択されている場合は、トラフィックの宛先を識別する追加のパラメータを指定します。

宛先は、最初にタイプ([任意 (Any)][インターネット (Internet)][Edge]、または Non VMware SD-WAN Site)に絞り込むことができます。上記のトラフィックの宛先の説明については、次の表を参照してください。

オプション 説明
[任意 (Any)] 宛先またはルーティングに関係なく、すべてのトラフィック。
[インターネット (Internet)] SD-WAN ルートと一致しないトラフィック。
[Edge] ネットワーク内の別のサイトに送信されるように指定されたトラフィック。これらのサイトでは、SD-WAN Edge が使用されます。
[非 VeloCloud サイト (Non-VeloCloud Site)] SD-WAN Edge を使用せず、ネットワーク内にルートがあるサイト。Non VMware SD-WAN Site は、[構成 (Configure)] > [ネットワーク サービス (Network Services)] で構成されます。

宛先はさらに、[IP アドレス (IP Address)][ホスト名 (Hostname)][プロトコル (Protocol)](GRE、ICMP、TCP、UDP)、およびポートを指定して定義することができます。

[一致の宛先 (Match Destination)] オプションは、取得されたルートに応じて、同じトラフィック一致パターンに異なる QoS 値を割り当てる必要がある場合に特に便利です。たとえば、VMware SD-WAN Site に送信されるトラフィックに対して、通常のクラウドベースのインターネット トラフィックと比べて高い優先度を割り当てることがあります。これは、宛先の構成値を使用して簡単に実現できます。

configure-biz-policy-match-destination