VMware は、ビジネス ポリシーと呼ばれる拡張されたサービス品質機能を提供します。この機能は、プロファイルの [ビジネス ポリシー (Business Policy)] タブ、または Edge オーバーライド レベルで定義されています。
ビジネス ポリシーの構成に基づいて、VMware は使用されているトラフィックを調べ、アプリケーションの動作、特定のアプリケーションに必要なビジネス サービスの目標(高、中、低)、Edge WAN リンクの条件を特定します。これに基づいて、ビジネス ポリシーは、キューイング、帯域幅の使用率、リンクのステアリング、ネットワーク エラーの軽減を推進するアプリケーションの動作を最適化します。
以下の画面キャプチャは、ビジネス ポリシー ルールの一部を示しています。多数のルールが事前に定義されているため、独自のルールを追加してネットワーク操作をカスタマイズできます。ルールは、優先順位が最も高い順にリストされます。ネットワーク トラフィックは、その特性を特定して、特性が優先順位が最も高いルールに一致するようにして管理されます。
次の図に示すように、ビジネス ポリシー ルールはセグメントに対応しています。構成が可能なすべてのセグメントが、[セグメントの構成 (Configure Segment)] ドロップダウン メニューに表示されます。
[セグメントの構成 (Configure Segment)] ドロップダウン メニューから構成するセグメントを選択すると、そのセグメントに関連付けられている設定とオプションが、[セグメントの構成 (Configure Segment)] 領域に表示されます。[グローバル セグメント [正規] (Global Segment [Regular])] はデフォルトのセグメントです。
セグメントの詳細については、セグメントの構成およびプロファイル デバイスの設定を参照してください。