エンタープライズ管理者は、Edge へのプロファイル構成の割り当てやその他の Edge 固有のパラメータの変更など、単一の Edge または複数の Edge をプロビジョニングすることができます。特定のサイトにデプロイするすべての Edge に対して構成を作成する必要があります。

次の手順を実行して、 [Edge] 画面から新しい Edge をプロビジョニングすることができます。

手順

  1. エンタープライズ ポータルで、[構成 (Configure)] > [Edge (Edges)] をクリックします。
  2. [Edge (Edges)] 画面で、右上隅にある [新規 Edge (New Edge)] をクリックします。
    [新規 Edge のプロビジョニング (Provision New Edge)] ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. [名前 (Name)] テキスト ボックスに、Edge の一意の名前を入力します。
  4. [モデル (Model)] ドロップダウン メニューで、Edge モデル を選択します。
    注: 3.4 リリース以降では、Edge 510-LTE がサポートされており、プロビジョニングできます。
  5. [プロファイル (Profile)] ドロップダウン メニューで、Edge に割り当てるプロファイルを選択します。
    • プッシュ アクティベーションによって Edge ステージング プロファイルが表示される場合、そのプロファイルは新しく割り当てられた Edge で使用されますが、本番プロファイルで構成されたものではありません。
    • ネットワークベースのオペレータ プロファイルを持っている場合は、ネットワークベースの Edge のみをプロビジョニングできます。また、セグメントベースのオペレータ プロファイルを持っている場合は、セグメントベースの Edge のみをプロビジョニングできます。(プロファイルの移行の詳細については、ネットワークからセグメントへの移行を参照してください。新しいプロファイルの作成方法の詳細については、プロファイルの作成セクションのプロファイルの構成を参照してください。)
  6. [認証 (Authentication)] ドロップダウン メニューで、証明書に基づく認証について [証明書が無効 (Certificate Disabled)][証明書がオプション (Certificate Optional)][証明書が必要 (Certificate Required)] のうちのいずれかのオプションを選択します。
  7. [カスタム情報 (Custom Info)] テキスト ボックスに、Edge に関連するカスタム情報を入力します。
    .ユーザー情報は 255 文字以下にする必要があります。
    注: (UPDATE_EDGE 権限を持つ)エンタープライズ、MSP、またはオペレータ ロールが割り当てられているスーパー ユーザーおよび標準管理者ユーザーは、Edge のカスタム情報を追加または更新できます
  8. 高可用性 (HA) を適用するには、[高可用性 (High Availability)] チェックボックスをオンにします。(Edge は、単一のスタンドアローン デバイスとしてインストールすることも、別の Edge とペアリングして高可用性 (HA) サポートを提供することもできます。HA の詳細については、高可用性オプションセクションを参照してください。)
  9. [シリアル番号 (Serial Number)] テキスト ボックスに、Edge のシリアル番号を入力します。シリアル番号は、指定した場合は、アクティベーションされる Edge のシリアル番号と一致する必要があります。
  10. [連絡先名 (Contact Name)][連絡先の E メール (Contact Email)] テキスト ボックスに、Edge のサイト連絡先の名前とメール アドレスを入力します。
  11. [場所を設定 (Set Location)] リンクをクリックして、Edge の場所を設定します。
  12. [作成 (Create)] をクリックします。

結果

Edge は、アクティベーション キーとともにプロビジョニングされます。
注: Edge デバイスがアクティベーションされない場合、アクティベーション キーは 1 か月で期限切れになります。Edge をアクティベーションする方法の詳細については、『Edge Activation Quick Start Guide』の Edge アクティベーションの構成セクションを参照してください。

次のタスク

[作成 (Create)] クリックすると、[Edge の概要 (Edge Overview)] 画面が開き、画面上部に Edge のアクティベーション キーが表示されます。作成した Edge の概要を表示するか、変更を加えるには、[Edge の概要] タブセクションを参照してください。

Edge をプロビジョニングした後、 [アクション (Actions)] ドロップダウン メニューを使用して、次のアクションを実行できます。
  • [新規 Edge (New Edge)] - 新しい Edge を作成します。
  • [ローカルの認証情報 (Local Credentials)] - 選択した Edge のローカル構成認証情報を割り当てます。
  • [Edge の削除 (Delete Edge)] - 選択した Edge を削除します。
  • [プロファイルの割り当て (Assign Profile)] - 選択した Edge のプロファイルを変更します。
  • [オペレータ プロファイルの割り当て (Assign Operator Profile)] - オペレータ プロファイルを変更します。
    注: このオプションは、オペレータ ユーザーのみが使用できます。
  • [事前通知の更新 (Update Pre-notifications)] - オペレータの Edge アラート通知を有効または無効にします。
  • [Edge ライセンス (Edge Licensing)] - 選択した Edge にライセンス タイプを割り当てます。
    注: スーパー ユーザー管理者および標準管理者は、ライセンス タイプを Edge に割り当てることができます。
  • [ユーザー アラートの更新 (Update Customer Alerts)] - ユーザーの Edge アラート通知を有効または無効にします。
  • [ゲートウェイの再調整 (Rebalance Gateways)] - SD-WAN でホストしているゲートウェイをエンタープライズ Edge 全体で再調整します。
    注: このオプションは、オペレータ ユーザーのみが使用できます。

詳細については、SD-WAN Edgesを参照してください。

[Edge のトラブルシューティング]

3.4 リリースでは、Edge 510 LTE デバイスを構成すると、「LTE モデム情報」診断テストを実行できます。[LTE モデム情報 (LTE Modem Information)] 診断テストでは、信号強度や接続情報などの診断情報を取得します。診断テストの実行方法については、リモート診断というタイトルのセクションを参照してください