このセクションでは、OSPF または BGP を使用して動的ルーティングを構成する方法について説明します。
SD-WAN Edge は、OSPF と BGP を介して隣接するルーターからルートを学習します。学習したルートを Gateway/コントローラに送信します。Gateway/コントローラはルート リフレクタのように動作し、学習したルートを他の SD-WAN Edge に送信します。オーバーレイ フロー制御 (OFC) は、エンタープライズ全体のルートの可視化と制御を可能にし、プログラミングのしやすさ、および完全なオーバーレイと部分的なオーバーレイを実現します。
VMware は、OSPF ネイバーへの受信/送信フィルタ、OE1/OE2 ルート タイプ、MD5 認証をサポートします。OSPF を通じて学習されたルートは、クラウドまたはオンプレミスでホストされているコントローラに自動的に再配布されます。BGP 受信/送信フィルタをサポートし、フィルタを [拒否 (Deny)] に設定するか、オプションで BGP 属性を追加/変更して、パスの選択(RFC 1998 コミュニティ、MED、ローカル設定)に影響を与えることができます。
注: OSPF および BGP の再配布の詳細については、
OSPF/BGP の再配布というセクションを参照してください。
注: 3.2 リリースでは、
SD-WAN Edge で BGP と OSPF の両方を同時に有効にすることができます。