このセクションの手順に従って、Edge クラスタを設定できます。
- [Edge クラスタ (Edge Cluster)] 領域にアクセスするには、[設定 (Configure)] > [ネットワーク サービス (Network Services)] の順に移動します。
- 新しいクラスタを追加するには、次の手順を実行します。
- [Edge クラスタ (Edge Cluster)] 領域で、[新規クラスタ (New Cluster)] ボタンをクリックします。
- [Edge クラスタ (Edge Cluster)] ダイアログ ボックスで、適切なテキスト ボックスに名前と説明を入力します。
- 必要に応じて、[自動再調整 (Auto Rebalance)] を有効にします(この機能はデフォルトでは有効化されていません)。
注: このオプションを有効にすると、ハブ クラスタ内の個々の Edge のクラスタ スコアが 70 を超えると、クラスタ スコアが 70 以下に減るまで、1 分あたり 1 スポークの速度でスポークが再調整されます。スポーク Edge が別のハブに再割り当てされると、スポーク Edge の VPN トンネルが切断され、最大で 6 ~ 10 秒のダウンタイムが発生することがあります。クラスタ内のすべてのハブのクラスタ スコアが 70 を超えると、再調整は実行されません。クラスタ スコアの詳細については、 Edge クラスタリングの仕組みというタイトルのセクションを参照してください。
- [使用可能な Edge (Available Edges)] セクションで、Edge を選択し、[>] ボタンを使用して [クラスタ内の Edge (Edges In Cluster)] セクションに移動させます。
- [変更の保存 (Save Changes)] をクリックします。設定された Edge クラスタは、選択したプロファイルの[クラウド VPN ハブの管理 (Manage Cloud VPN Hubs)] 画面の [使用可能な Edge とクラスタ (Available Edges & Clusters)] 領域に表示されます。
注: ハブとして使用されている Edge、ハブ クラスタ内で使用されている Edge、またはアクティブ/スタンバイの HA ペアとして設定されている Edge は、 [使用可能な Edge (Available Edges)] リストの領域に表示されません。 - [クラウド VPN ハブの管理 (Manage Cloud VPN Hubs)] 画面から、Edge クラスタと個々の Edge をブランチ プロファイルのハブとして同時に設定できます。Edge がクラスタに割り当てられると、個々のハブとして割り当てることはできません。ブランチ プロファイルで、Edge クラスタをハブとして選択します。
- Edge クラスタでもあるハブを使用してブランチ間の VPN を設定するには、最初に [ハブ (Hubs)] 領域でハブを選択してから、[ブランチ間 VPN ハブ (Branch to Branch VPN Hubs)] 領域に移動させます。
- ハブ クラスタは、ビジネス ポリシー設定でインターネット バックホール ハブとして設定することもできます。最初に、[ハブ (Hubs)] 領域でハブを選択してから、[バックホール ハブ (Backhaul Hubs)] 領域に移動させます。
- 条件付きバックホールを有効にするには、[条件付きバックホールの有効化 (Enable Conditional BackHaul)] チェックボックスをオンにします。条件付きバックホール (CBH) を有効にすると、使用可能なパブリック インターネット リンクがない場合に、Edge はインターネット向けのトラフィック(直接インターネット トラフィック、SD-WAN Gateway を介したインターネット トラフィック、および IPSec を介したクラウド セキュリティ トラフィック)を常に MPLS リンクにフェイルオーバーすることができます。条件付きバックホールが有効になっている場合、デフォルトでは、ブランチ レベルのすべてのビジネス ポリシー ルールは、条件付きバックホール経由でトラフィックをフェイルオーバーする必要があります。選択されたポリシーの特定の要件に基づいて、条件付きバックホールからトラフィックを除外するには、選択されたビジネス ポリシー レベルでこの機能を無効にします。詳細については、条件付きバックホールを参照してください。
注: クラスタの LAN 側で eBGP などの動的ルーティング プロトコルを実行する必要があります。