Edge のステータスを監視して、WAN リンク、Edge で使用されている上位アプリケーション、ネットワークの送信元とトラフィックの宛先を経由した使用量データ、ネットワーク トラフィックのビジネス優先順位、システム情報、Edge に接続されているゲートウェイの詳細など、各 Edge の詳細を表示できます。

Edge の詳細を監視するには、次の手順を実行します。

  1. エンタープライズ ポータルで、ウィンドウの上部にある [新しい Orchestrator UI を開く (Open New Orchestrator UI)] オプションをクリックします。
  2. ポップアップ ウィンドウで [新しい Orchestrator UI を起動 (Launch New Orchestrator UI)] をクリックします。ユーザー インターフェイスが監視オプションを表示する新しいタブで開きます。
  3. [Edge (Edges)] をクリックして、エンタープライズに関連付けられている Edge を表示します。このページには、ステータス、リンク、ゲートウェイ、その他の情報などの Edge の詳細が表示されます。

[検索 (Search)] オプションを使用して、特定の Edge を表示できます。[検索 (Search)] オプションの [フィルタ (Filter)] アイコンをクリックして条件を定義し、Edge 名、ステータス、作成日、シリアル番号、カスタム情報などに基づいてフィルタリングされた Edge 詳細を表示します。

[CSV] オプションをクリックして、Edge のレポートを CSV 形式でダウンロードします。

[ゲートウェイ (Gateways)] 列の [表示 (View)] オプションのリンクをクリックすると、対応する Edge に接続されているゲートウェイの詳細を表示できます。

ページの下部で、次のオプションをクリックしてビューを変更できます。
  • [列 (Columns)]:ビューで表示または非表示にする列を選択できます。
  • [更新 (Refresh)]:最新のデータでページに詳細を表示します。

Edge へのリンクをクリックすると、選択した Edge に関連する詳細が表示されます。対応する情報を表示するには、該当するタブをクリックします。各タブでは、上部にドロップダウン リストが表示され、特定の期間を選択できます。タブには、選択した期間の詳細が表示されます。

一部のタブは、メトリック パラメータのドロップダウン リストを提供します。リストからメトリックを選択して、対応するデータを表示できます。次の表は、使用可能なメトリックを一覧表示しています。

メトリック オプション 説明
平均スループット (Average Throughput) 指定された方向の合計バイト数が合計時間で除算されたもの。合計時間は、Edge からアップロードされた統計情報の周期を示しています。デフォルトでは、SD-WAN Orchestrator の周期は 5 分です。
合計バイト数 (Total Bytes) ネットワーク セッション中に送受信された合計バイト数。
受信/送信バイト数 (Bytes Received/Sent) ネットワーク セッション中に送受信されたバイト数の分割された詳細。
合計パケット数 (Total Packets) ネットワーク セッション中に送受信された合計パケット数。
受信/送信パケット数 (Packets Received/Sent) ネットワーク セッション中に送受信されたパケット数の分割された詳細。
帯域幅 (Bandwidth) 指定されたパスにおけるデータ転送の最大速度。アップストリームとダウンストリームの両方の帯域幅の詳細が表示されます。
遅延 (Latency) パケットが送信元から宛先へとネットワークを通過するのに要した時間。アップストリームとダウンストリームの両方の遅延の詳細が表示されます。
ジッター (Jitter) ネットワークの輻輳またはルートの変更によって発生した受信パケットの遅延の変動。アップストリームとダウンストリームの両方のジッターの詳細が表示されます。
パケット ロス (Packet loss) パケット ロスは、1 つ以上のパケットが目的の宛先に到達できない場合に発生します。パス シーケンス番号が失われ、再シーケンス時間内に到達しない場合に、失われたパケットが計算されます。「大幅に遅延している」パケットが、失われたパケットとしてカウントされます。