VMware では、2 つの接続されたエンティティ間のルート障害を検出するように BFD セッションを構成できます。
BFD セッションを構成するには、次の手順を実行します。
手順
- エンタープライズ ポータルで、 をクリックします。
- プロファイルの [デバイス (Device)] アイコンをクリックするか、プロファイルを選択して [デバイス (Device)] タブをクリックします。
- [デバイス (Device)] タブで、[BFD ルール (BFD Rules)] セクションまでスクロールし、スライダを [オン (ON)] の位置にクリックします。
- 次の設定を構成します。
- [ピア アドレス (Peer Address)] - BFD セッションを開始するリモート ピアの IP アドレスを入力します。
- [ローカル アドレス (Local Address)] - ピア リスナーのローカルに構成された IP アドレスを入力します。このアドレスは、パケットの送信に使用されます。
- [マルチホップ (Multihop)] - BFD セッションのマルチホップを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。Edge および Gateway 上の BFD は直接接続された BFD セッションをサポートしていますが、BFD ピアをマルチホップ BGP ネイバーと組み合わせて構成する必要があります。マルチホップの BFD オプションは、この要件をサポートします。
注: NSD-BGP-Neighbor の BFD セッションでマルチホップを有効にする必要があります。
- [検出までの回数 (Detect Multiplier)] - 検出時間の乗数を入力します。リモート転送間隔は、この値を乗算して、接続損失の検出タイマーを決定します。範囲は 3 ~ 50 で、デフォルト値は 3 です。
- [受信間隔 (Receive Interval)] - システムが BFD ピアから制御パケットを受信できる最小時間間隔をミリ秒単位で入力します。範囲は 300 ~ 60,000 ミリ秒で、デフォルト値は 300 ミリ秒です。
- [送信間隔 (Transmit Interval)] - ローカル システムが BFD 制御パケットを送信できる最小時間間隔をミリ秒単位で入力します。範囲は 300 ~ 60000 ミリ秒で、デフォルト値は 300 ミリ秒です。
- プラス ([+]) アイコンをクリックして、その他のピアの詳細を追加します。
- [変更の保存 (Save Changes)] をクリックします。
結果
プロファイルの BFD ルールを構成すると、ルールはプロファイルに関連付けられている Edge に自動的に適用されます。必要に応じて、特定の Edge の構成を次のようにオーバーライドできます。
- エンタープライズ ポータルで、 をクリックします。
- Edge の横の [デバイス (Device)] アイコンをクリックするか、Edge へのリンクをクリックしてから [デバイス (Device)] タブをクリックします。
- [デバイス (Device)] タブで、[BFD ルール (BFD Rules)] セクションまでスクロールします。
- [Edge 固有設定の上書きを有効化 (Enable Edge Override)] チェックボックスをオンにして、選択した Edge の BFD 構成を変更します。
次のタスク
VMware は、BGP および OSPF での BFD の構成をサポートしています。