Edge アクセス用プロファイルを設定する際、Edge をよりセキュアにするために、ファイアウォール設定で、サポート アクセス、コンソール アクセス、USB ポート アクセス、SNMP アクセス、およびローカル Web ユーザー インターフェイス アクセスに対して適切なオプションを選択する必要があります。これにより、悪意のあるユーザーが Edge にアクセスできなくなります。セキュリティ上の理由により、サポート アクセス、コンソール アクセス、SNMP アクセス、およびローカル Web ユーザー インターフェイス アクセスはデフォルトで無効になっています。

プロファイルの Edge アクセスを設定するには、次の手順を実行します。

手順

  1. SD-WAN Orchestrator から、[設定 (Configure)] > [プロファイル (Profiles)] > [ファイアウォール (Firewall)] の順に移動します。[ファイアウォール (Firewall)] ページが表示されます。
  2. [Edge アクセス (Edge Access)] 領域で、次のオプションを使用してデバイス アクセスを設定できます。
    フィールド 説明
    サポート アクセス (Support Access)

    この Edge への SSH を有効にする IP アドレスを明示的に指定する場合は、[次の IP アドレスを許可 (Allow the following IPs)] を選択します。IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方をカンマ (,) で区切って入力できます。

    デフォルトでは、[すべて拒否 (Deny All)] が選択されています。

    コンソール アクセス (Console Access) 物理コンソール(シリアル ポートまたはビデオ グラフィックス アレイ (VGA) ポート)を介した Edge アクセスを有効にするには、[許可 (Allow)] を選択します。デフォルトでは、[拒否 (Deny)] が選択されており、Edge のアクティベーション後にコンソール ログインはアクティベーション解除されています。
    注: コンソール アクセス設定が [許可 (Allow)] から [拒否 (Deny)]、またはその逆に変更されるたびに、Edge を手動で再起動する必要があります。
    USB ポート アクセス (USB Port Access)

    Edge の USB ポート アクセスを有効にするには [許可 (Allow)] を選択し、無効にするには [拒否 (Deny)] を選択します。

    このオプションは、Edge モデル 510 および 6x0 でのみ使用できます。

    注: USB ポート アクセスの設定が [許可 (Allow)] から [拒否 (Deny)] またはその逆に変更するたびに、Edge にアクセスできる場合は Edge を手動で再起動し、Edge がリモート サイトにある場合は SD-WAN Orchestrator を使用して Edge を再起動する必要があります。手順については、 リモート アクションを参照してください。
    SNMP アクセス (SNMP Access) SNMP を介したルーティング インターフェイス/WAN からの Edge アクセスを許可します。次のいずれかのオプションを選択します。
    • [すべて拒否 (Deny All)]:デフォルトでは、Edge に接続されているすべてのデバイスで SNMP アクセスが無効になっています。
    • [すべての LAN を許可 (Allow All LAN)]:LAN ネットワーク経由で Edge に接続されているすべてのデバイスで SNMP アクセスを許可します。
    • [次の IP アドレスを許可 (Allow the following IPs)]:SNMP を介して Edge にアクセスできる IP アドレスを明示的に指定できます。IP アドレスはカンマ (,) で区切る必要があります。
    ローカル Web ユーザー インターフェイス アクセス (Local Web UI Access) ローカル Web ユーザー インターフェイスを介したルーティング インターフェイス/WAN からの Edge アクセスを許可します。次のいずれかのオプションを選択します。
    • [すべて拒否 (Deny All)]:デフォルトでは、Edge に接続されているすべてのデバイスでローカル Web ユーザー インターフェイス アクセスが無効になっています。
    • [すべての LAN を許可 (Allow All LAN)]:LAN ネットワーク経由で Edge に接続されているすべてのデバイスでローカル Web ユーザー インターフェイス アクセスを許可します。
    • [次の IP アドレスを許可 (Allow the following IPs)]:ローカル Web ユーザー インターフェイスを介して Edge にアクセスできる IP アドレスを明示的に指定できます。IP アドレスはカンマ (,) で区切る必要があります。
    ローカル Web ユーザー インターフェイスのポート番号 (Local Web UI Port Number) Edge へのアクセス元となるローカル Web ユーザー インターフェイスのポート番号を入力します。
  3. [変更の保存 (Save Changes)] をクリックします。

次のタスク

特定の Edge に対する Edge アクセス設定を上書きする場合は、 [Edge のファイアウォール (Edge Firewall)] ページにある [Edge 固有設定の上書きを有効化 (Enable Edge Override)] オプションを使用します。関連情報については、 Edge のファイアウォールの設定を参照してください。