VMware SD-WAN Orchestrator によって、管理者(エンタープライズまたはパートナー)は既存の SD-WAN Edge で分析を有効にできます。

既存の SD-WAN Edge で分析を有効にするには、次の手順を実行します。

前提条件

  • 分析を有効にするために必要なすべてのシステム プロパティが SD-WAN Orchestrator で適切に設定されていることを確認します。 詳細については、オペレータ スーパー ユーザーにお問い合わせください。
  • Edge に関連付けられているカスタマーの分析機能が有効になっていることを確認します。
  • Edge が 4.2 リリースを使用している場合は、Edge に稼動中で広報済みの LAN インターフェイスがあるか、特別な MGMT-IP ソフトウェア ビルドを使用していることを確認します。そうでない場合、Edge は ENI バックエンドにメトリックを送信できません。

手順

  1. エンタープライズ ポータルで、[カスタマーの管理 (Manage Customers)] に移動します。
  2. カスタマーを選択し、[設定 (Configure)] > [Edge (Edges)] に移動します。
    [Edge (Edges)] 画面が表示されます。
  3. 分析を有効にする Edge の名前をクリックします。
  4. [Edge の概要 (Edge Overview)] タブの [分析 (Analytics)] ドロップダウン メニューから、Edge に対して次の分析モードのいずれかを選択します。
    • [アプリケーションの分析 (Application Analytics)]:障害分離とアプリケーション固有の分析にアクセスできます。
    • [アプリケーションとブランチ分析 (Application and Branch Analytics)]:アプリケーション固有の分析とブランチの分析にアクセスできます。
    • デフォルトでは、[なし (None)] が選択されています。
  5. [変更の保存 (Save Changes)] をクリックします。

結果

選択したカスタマーの分析 Edge がプロビジョニングされます。Edge がプロビジョニングされると、分析機能によってデータが収集され、すべてのトラフィックの詳細なパケット インスペクションが実行され、ネットワーク アプリケーションが識別され、トラフィックがユーザー情報と関連付けられます。

次のタスク

収集した分析データをクラウド分析エンジンに送信するには、Edge が分析データを転送する分析インターフェイスを設定する必要があります。

で入手できます。