VMware SD-WAN Gateway は Gateway の分散ネットワークであり、世界中に、またはサービス プロバイダのオンプレミスに展開されており、拡張性、冗長性、およびオンデマンドの柔軟性を提供します。SD-WAN Gateway は、すべてのアプリケーション、ブランチ、データセンターへのデータ パスを最適化するとともに、クラウドとの間でネットワーク サービスを提供する機能も備えています。
デフォルトでは、SD-WAN Orchestrator をインストールするときに、[gateway-1] および [gateway-2] という名前の Gateway を使用できます。必要に応じて、追加の Gateway を作成できます。
オペレータ ポータルで、[Gateway (Gateways)] をクリックします。
[Gateway (Gateways)] ウィンドウには、既存の Gateway と次のオプションが表示されます。
- [検索 (Search)]:特定の詳細を検索するための用語を入力します。ドロップダウンの矢印をクリックすると、特定の条件によってビューをフィルタリングできます。
- [列 (Cols)]:ビューで表示または非表示にする列をクリックして選択します。
- [表示のリセット (Reset View)]:クリックしてビューをデフォルト設定にリセットします。
- [更新 (Refresh)]:クリックして表示される詳細を最新のデータで更新します。
- [CSV]:クリックしてデータを CSV 形式でダウンロードします。
Gateway の表には、次の詳細情報が表示されます。
列 | 説明 |
---|---|
Gateway (Gateways) | Gateway の名前 |
状態 (Status) |
mgd によって Orchestrator に送信された定期的なハートビートの成功または失敗を反映し、データ プレーンと制御プレーンの状態を示すものではありません。次のような状態があります。
|
CPU | 最後のハートビートの時点でのシステム内のすべてのコアの平均 CPU 使用率。 |
メモリ (Memory) | 最後のハートビートの時点で psutil.phymem_usage によって報告された、システム内のすべてのプロセスによる物理メモリの使用率。これは、[free] コマンドを使用したメモリ使用率の見積りに似ています。 |
Edge | 最後のハートビートの時点で Gateway に接続されている Edge の数。
注: Edge の数の横にある
[表示 (View)] をクリックして、Gateway に割り当てられているすべての Edge と、Orchestrator での Edge のオンライン/オフライン ステータスを表示します。このオプションでは、Gateway に実際に接続されている Edge は表示されません。
|
サービスの状態 (Service State) | Gateway のユーザーが設定したサービス状態と、新しい Edge に割り当てる資格があるかどうかを示します。 |
Super Gateway | Gateway が [Super] Gateway として選択されているカスタマーの数。これは、すべての Edge の共通ルート リフレクタです。 |
セキュア VPN Gateway (Secure VPN Gateway) | Gateway でセキュア VPN Gateway が有効になっているかどうかを表示します。これにより、Gateway を Non SD-WAN Destination トンネルを開始するためのエンドポイントとして選択できます。 |
Partner Gateway | この Gateway で Partner Gateway が有効になっているかどうかを表示します。これにより、Gateway を Edge の Partner Gateway として割り当てることができます。 |
証明書 (Certificates) | PKI が有効になっている場合は、生成された証明書を表示できます。 |
IP アドレス (IP Address) | Edge のパブリック WAN リンクが Gateway への接続に使用するパブリック IP アドレス。この IP アドレスは、Gateway を一意に識別するために使用されます。Gateway が IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方に対応できる場合、この列には両方の IP アドレスが表示されます。 |
プール (Pools) | Gateway が含まれている Gateway プールのリストを表示します。 |
カスタマー | Gateway を割り当てられているカスタマーのリストを表示します。 |
バージョン (Version) | 最後のハートビートの時点で Gateway で実行されているソフトウェアのバージョン番号を表示します。 |
ビルド (Build) | 最後のハートビートの時点で Gateway で実行されているソフトウェアの完全な文字列。 |
場所 | GeoIP(デフォルト)またはユーザーによって手動で入力された Gateway の場所。これは、Gateway の Edge への地理的な割り当てに使用され、検証が必要です。 |
管理対象 Gateway (Managed Gateway) | Gateway にパートナーによって管理される資格があるか、オペレータのみが管理できるかを示します。 |
[アクション (Actions)] をクリックして、次のアクティビティを実行します。
- [新規 Gateway (New Gateway)]:新しい Gateway を作成します。新しい Gateway の作成を参照してください。
- [Gateway の削除 (Delete Gateway)]:選択した Gateway を削除します。パートナーまたはエンタープライズ カスタマーによってすでに使用されている Gateway を削除することはできません。
- [Bastion にステージング (Stage to Bastion)]:Gateway を Bastion Orchestrator にステージングします。
- [Bastion からステージング解除 (Unstage from Bastion)]:Gateway を本番環境の Orchestrator から削除します。
注: [Bastion にステージング (Stage to Bastion)] および [Bastion からステージング解除 (Unstage from Bastion)] オプションは、
session.options.enableBastionOrchestrator
システム プロパティを使用して Bastion Orchestrator 機能が有効になっている場合にのみ使用できます。詳細については、『Bastion Orchestrator 設定ガイド』を参照してください。この文書はhttps://docs.vmware.com/jp/VMware-SD-WAN/index.htmlで入手できます。
- [サポート リクエスト (Support Request)]:サポート リクエストの提出方法についての説明にリダイレクトします。