既存のカスタマーから設定のクローンを作成し、クローン作成された設定を使用して新しいカスタマーを作成できます。
オペレータ スーパー ユーザーと MSP スーパー ユーザーのみがカスタマーのクローンを作成できます。
デフォルトでは、選択したカスタマーから次の設定がクローン作成されます。
- エンタープライズ設定プロファイル
- 次のようなエンタープライズ ネットワーク サービスとオブジェクト:
- DNS サービス
- プライベート ネットワーク名
- ネットワーク セグメント
- カスタマーの機能
- Edge 認証スキーム
- アドレス グループとポート グループ
次の要素で構成されているエンタープライズのクローンを作成することはできません。
- ハブやクラスタなどの Edge 参照を含むプロファイル
- Partner Gateway 参照を含むプロファイル
- 有効なクラウド セキュリティ サービス
- Non SD-WAN Destination
- VNF または VNF ライセンス
- 認証サービス
- コレクタやフィルタなどの NetFlow オブジェクト
オペレータ ポータルで、[カスタマーの管理 (Manage Customers)] に移動します。
- [カスタマー (Customers)] ページで、クローンを作成するカスタマーを選択し、 の順にクリックします。
- [新規カスタマー (New Customer)] ウィンドウで、次の詳細を入力します。また [新規カスタマー (New Customer)] オプションを選択して、選択したカスタマーの設定のクローンを作成することなく新規カスタマーを作成することもできます。新しいカスタマーの作成を参照してください。
- [設定のクローン作成 (Clone Configuration)] で、次の詳細を設定できます。
オプション 説明 テンプレート カスタマー (Template Customer) デフォルトでは、選択されたカスタマーがクローン作成に使用されます。必要に応じて、ドロップダウン リストから別のカスタマーを選択できます。
カスタマーまたはエンタープライズがこのセクションの冒頭に記載されている適切なクローン作成条件を満たさない場合、ドロップダウン リストには表示されません。このリストには、クローンを作成できるカスタマーの名前のみが表示されます。
その他のクローン属性 (Additional Clone Attributes) デフォルトのクローン設定に加えて、必要に応じて、次の設定を選択してクローンを作成することができます。 - セキュリティ ポリシー (Security Policy)
- アラート設定 (Alert Configuration)
- グローバル ルーティング設定
- IAAS サブスクリプション (IAAS Subscriptions)
- 新しいカスタマーの作成の説明に従って、[カスタマー情報 (Customer Information)] と [管理アカウント (Administrative Account)] の詳細を入力します。
- [カスタマー設定 (Customer Configuration)] セクションで、選択されたカスタマーから、オペレータ プロファイルまたはソフトウェア イメージがクローン作成されます。必要に応じて、クローン作成されたカスタマー設定を変更できます。
- [サービス設定 (Service Configuration)] セクションで、選択されたカスタマーから、設定がクローン作成されます。必要に応じてパラメータを変更できます。詳細については、新しいカスタマーの作成を参照してください。
- [作成 (Create)] をクリックします。
新しいカスタマー名が [カスタマー (Customers)] ページに表示されます。カスタマーは、クローン作成された設定を使用してすでに設定されています。カスタマー名をクリックしてエンタープライズ ポータルに移動し、設定を追加または変更することができます。カスタマーの設定の詳細については、カスタマーの設定および『VMware 管理ガイド』を参照してください。この文書は https://docs.vmware.com/jp/VMware-SD-WAN/index.html で入手できます。