このテストの目的

このテストを実行すると、OSPF ネイバーに問題があるかどうかがわかります。

このテストをいつ実行できるか

OSPF ネイバーシップの形成に問題があるときに、このテストを実行します。手順については、Edge でのリモート診断テストの実行を参照してください。

テスト出力で確認する内容

必要な Edge で [OSPF ネイバーの表示 (Show OSPF Neighbors)] テストを実行します。テストの出力例は次のとおりです。
出力で次のことを確認します。
  • ネイバーの状態が Full/DR(または BDR)であることを確認します。この状態が表示されない場合は、OSPF ネイバーのコンバージェンスに問題があります。
  • OSPF Hello パケットを送受信した場合は、ダウン状態、試行/初期化状態であることが示されます。ネイバーでこの状態が長時間続く場合は、エリア ID、ネイバー ID、ルーター ID、および OSPF の設定を確認します。
  • 双方向の状態や交換開始状態で停止している場合は、MTU の問題を確認します。
  • RxmtL は LSA 再送リストです。この値に基づいて、データベースの説明およびリンク状態要求パケット (LSR) を再送します。デフォルト値は 5 秒です。値が表示された場合は、送信時に DBD パケット交換の問題が発生しています。高すぎる値は望ましくありません。送信パスを確認してください。
  • DBsmL は、ネイバーのデータベース サマリ リストです。
  • Rqstl はリンク状態要求 (LSR) リストです。