このテストの目的
このテストは、次の場合に実行します。
- テストを実行する Edge に接続されている LAN/WAN インターフェイスでの IP アドレスと MAC アドレスの対応関係を確認する。
- ARP キャッシュの状態を表示する。
このテストをいつ実行できるか
このテストは、次の状況が発生したときに実行します。
- 同じブロードキャスト ドメイン内のクライアントに到達できない。
- インターフェイス デバイスに到達できない。
- ネクスト ホップに到達できない。
テスト出力で確認する内容
必要な Edge で [ARP テーブルのダンプ (ARP Table Dump)] テストを実行します。手順については、Edge でのリモート診断テストの実行を参照してください。
テストの出力例は次のとおりです。
出力に表示される ARP エントリは、1,000 個に限定されます。表示される ARP キャッシュの状態は次のとおりです。
- 稼動中 (Alive):インターフェイスに到達可能です。
- ダウン (Dead):インターフェイスに到達できません。
- 更新 (Refresh):インターフェイスが ARP を再学習しようとしています。
デバイスの到達可能性に関する問題の原因を特定するには、次の手順を実行します。
- [ARP テーブルのダンプ] テストの出力で、インターフェイスの ARP キャッシュの状態を確認します。状態が [稼動中 (Alive)] 以外の値の場合は、[ARP キャッシュのクリア] テストを実行して、以前に保存した ARP 値のキャッシュをクリアします。
注: 一度に 1 つのインターフェイスのみの ARP キャッシュをクリアできます。
- [ARP テーブルのダンプ] テストをもう一度実行して、LAN/WAN インターフェイスの IP アドレスと MAC アドレスのマッピングを確認します。
- 問題が解決しない場合は、診断バンドルとパケット キャプチャ バンドルを収集して、VMware カスタマー サポートにお問い合わせください。新しい Orchestrator UI を使用した Edge の診断バンドルを参照してください。