SD-WAN Edge のアクティベーション プロセスでは、まず始めに、アクティベーション手順が記載されている E メールを IT 管理者がサイト連絡先に送信します。

アクティベーション手順の E メールを送信するには、次の手順を実行します。

  1. Orchestrator で [設定 (Configure)] > [Edge (Edges)] の順に移動します。
  2. アクティベーションする SD-WAN Edge を選択します。[Edge の概要 (Edge Overview)] タブ ウィンドウが表示されます。
  3. 必要な場合は、[プロパティ (Properties)] 領域で、アクティベーションする SD-WAN Edge のシリアル番号を [シリアル番号 (Serial Number)] テキスト フィールドに入力します。シリアル番号では大文字と小文字が区別されるので、必ず「VC」を大文字にしてください。
    注: これは、任意実行の手順です。ただし、指定する場合は、シリアル番号がアクティベーションされる SD-WAN Edge と一致するものでなければなりません。
  4. [アクティベーション メールの送信 (Send Activation Email)] ボタンをクリックして、アクティベーション メールをサイト連絡先に送信します。
    send-activation-email-button
  5. [アクティベーション メールの送信 (Send Activation Email)] ポップアップ ウィンドウが表示されます。この E メールで、サイト連絡先が SD-WAN Edge デバイスをアクティベーションするために必要な手順を説明します。

    send-activation-dialog

    注:
    • SD-WAN Edge 510 LTE デバイスの場合、アクティベーション メールは、SIM PIN、ネットワーク、APN、ユーザー名などのセルラー設定で構成されます。
    • ADSL2/VDSL2 で設定された SFP を使用する 610、620、640、680、および 610 LTE デバイスの場合、アクティベーション メールはプロファイル、PVC、VPC などの設定で構成されます。
  6. [送信 (Send)] ボタンをクリックして、アクティベーション手順が記載された E メールをサイトの連絡先に送信します。
注: 上記の手順では、アクティベーション リンクに IPv4 アドレスを含むアクティベーション メールが送信されます。新しい Orchestrator UI を使用して、IPv4 または IPv6、あるいはその両方のアドレスを使用してアクティベーション リンクを送信できます。『 VMware SD-WAN 管理ガイド』の「 新しい Orchestrator ユーザー インターフェイスを使用して Edge アクティベーション メールを送信する」セクションを参照してください。この文書は https://docs.vmware.com/jp/VMware-SD-WAN/index.htmlで入手できます。

510 LTE および 6X0 デバイスのリモート診断:

  • SD-WAN Edge 510 LTE デバイスを設定する場合は、トラブルシューティングの目的で、「LTE モデム情報 (LTE Modem Information)」診断テストを実行できます。[LTE モデム情報 (LTE Modem Information)] 診断テストでは、シグナル強度や接続情報などの診断情報を取得します。
  • [DSL の状態 (DSL Status)] 診断テストは、610、620、640、および 680 デバイスでのみ使用できます。このテストを実行すると、モード(標準または DSL)、プロファイル、xDSL モードなどの情報を含む DSL 状態が表示されます。

診断テストの実行方法については、リモート診断を参照してください。