DNS (Domain Name System) を使用して、プライベート DNS サービスを使用して条件付き DNS 転送を設定し、クエリの目的で使用するパブリック DNS サービスを指定します。

DNS サービスは、パブリック DNS サービスまたは会社が提供するプライベート DNS サービスで使用できます。プライマリ サーバとバックアップ サーバを指定できます。パブリック DNS サービスは、Google および Open DNS サーバを使用するように事前設定されています。

プロファイルの DNS 設定を行うには、次の手順を実行します。

  1. エンタープライズ ポータルで、[設定 (Configure)] > [プロファイル (Profiles)] の順に移動します。
  2. [プロファイル (Profiles)] ページに既存のプロファイルが表示されます。
  3. プロファイルへのリンクをクリックするか、プロファイルの [デバイス (Device)] 列にある [表示 (View)] リンクをクリックします。プロファイルを選択し、[変更 (Modify)] をクリックしてプロファイルを設定することもできます。
  4. 選択したプロファイルの設定オプションが [デバイス (Device)] タブに表示されます。
  5. [ルーティングと NAT (Routing & NAT)] カテゴリで、[DNS] をクリックします。
    • [条件付き DNS 転送 (プライベート DNS) (Conditional DNS Forwarding (Private DNS))] セクションで、[プライベート DNS (Private DNS)] を選択し、ドメイン名に関連する DNS 要求を転送します。[追加 (Add)] をクリックして、既存のプライベート DNS サーバをドロップダウン メニューに追加します。[削除 (Delete)] をクリックして、選択したプライベート DNS サーバをリストから削除します。
    • 新しいプライベート DNS を追加するには、[新規プライベート DNS (New Private DNS)] をクリックします。
    • 次のようなオプションがあります。
      オプション 説明
      DNS タイプ (DNS Type) デフォルトでは、[プライベート (Private)] が表示されます。このオプションは編集できません。
      サービス名 (Service Name) DNS サービスの名前を入力します。
      IPv4 サーバ IPv4 サーバの IPv4 アドレスを入力します。さらにアドレスを追加するには、プラス (+) アイコンをクリックします。
      IPv6 サーバ IPv6 サーバの IPv6 アドレスを入力します。さらにアドレスを追加するには、プラス (+) アイコンをクリックします。
      プライベート ドメイン [追加 (Add)] をクリックし、プライベート ドメイン名と説明を入力します。
    • [変更の保存 (Save Changes)] をクリックします。
    • [パブリック DNS (Public DNS)] セクションで、ドメイン名のクエリに使用するパブリック DNS サービスをドロップダウン メニューから選択します。デフォルトでは、[Google] および [OpenDNS] サーバはパブリック DNS として事前に設定されています。
    • 新規パブリック DNS を追加するには、[新規パブリック DNS (New Public DNS)] をクリックします。
      注: [パブリック DNS (Public DNS)] サービスは、VLAN またはルーテッド インターフェイスで [DNS プロキシ (DNS Proxy)] が有効になっている場合に、それらの VLAN またはルーテッド インターフェイスで有効になります。
    • 次のようなオプションがあります。
      オプション 説明
      DNS タイプ (DNS Type) デフォルトでは、[パブリック (Public)] が表示されます。このオプションは編集できません。
      サービス名 (Service Name) DNS サービスの名前を入力します。
      IPv4 サーバ (IPv4 Server) IPv4 サーバの IPv4 アドレスを入力します。さらにアドレスを追加するには、プラス (+) アイコンをクリックします。
      IPv6 サーバ IPv6 サーバの IPv6 アドレスを入力します。さらにアドレスを追加するには、プラス (+) アイコンをクリックします。
    • [変更の保存 (Save Changes)] をクリックします。
    • [ローカル DNS エントリ (Local DNS Entries)] セクションで、[編集 (Edit)] をクリックして、既存のローカル DNS エントリを編集します。[削除 (Delete)] をクリックして、選択したローカル DNS エントリをリストから削除します。
    • 新しいローカル DNS エントリを追加するには、[新規ローカル DNS エントリ (New Local DNS Entry)] をクリックします。
    • 次のようなオプションがあります。
      オプション 説明
      ドメイン名 (Domain Name) デバイスのドメイン名を入力します。
      IP アドレス (IP Addresses) IPv4 または IPv6 アドレスのいずれかを入力します。
      追加 (Add) クリックして、複数の IP アドレスを追加します。
      注: ドメイン名ごとに最大 10 個の IP アドレスを追加できます。
      削除 (Delete) クリックして、選択した IP アドレスを削除します。
    • [変更の保存 (Save Changes)] をクリックします。
  6. [プライベート DNS (Private DNS)][パブリック DNS (Public DNS)][ローカル DNS エントリ (Local DNS Entries)] の順に設定したら、[デバイス (Device)] ページで [変更の保存 (Save Changes)] をクリックします。

DNS 設定は、プロファイルに関連付けられているすべての Edge に適用されます。Edge の DNS 設定を上書きするように選択できます。

  1. [設定 (Configure)] > [Edge (Edges)] の順にクリックします。
  2. [Edge (Edges)] ページに既存の Edge が表示されます。
  3. Edge へのリンクをクリックするか、Edge の [デバイス (Device)] 列にある [表示 (View)] リンクをクリックします。
  4. 選択した Edge の設定オプションが [デバイス (Device)] タブに表示されます。
  5. [ルーティングと NAT (Routing & NAT)] カテゴリで、[DNS] をクリックします。関連付けられたプロファイル用に設定された DNS 設定が表示されます。必要に応じて、[上書き (Override)] チェック ボックスをオンにして DNS 設定を変更できます。
  6. [送信元インターフェイス (Source Interface)] ドロップダウン メニューから、セグメント用に設定されている Edge インターフェイスを選択します。このインターフェイスは DNS サービスの送信元 IP アドレスになります。
    注: Edge がトラフィックを送信するとき、パケット ヘッダーには選択した送信元インターフェイスの IP アドレスが含まれますが、パケットは宛先ルートに基づいて任意のインターフェイスを介して送信できます。
  7. 必要な設定を更新した後、[デバイス (Device)] ページで [変更の保存 (Save Changes)] をクリックします。