[オーバーレイ フロー制御 (Overlay Flow Control)] ウィンドウで、サブネット内の学習されたルートの宛先の優先順位を更新できます。

手順

  1. エンタープライズ ポータルで、[設定 (Configure)] > [オーバーレイ フロー制御 (Overlay Flow Control)] をクリックします。
  2. [オーバーレイ フロー制御 (Overlay Flow Control)] ウィンドウの下部に、サブネットが次の詳細情報とともに表示されます。
    オプション 説明
    変更 (Modify) サブネットを編集するオプションが表示されます。このオプションには、対応するルートを学習した Edge および Gateway の数を示す上付き番号が表示されます。
    セグメント (Segment) セグメント名。
    サブネット (Subnet) ルートが対応するネットワークが、ルートを学習した Edge のリストとともに表示されます。
    優先 VPN 出口 (Preferred VPN Exits) 別のブランチがサブネットにアクセスできるルート。
    ルート タイプ (Route Type) ルートのタイプが表示されます。これは、スタティック、接続済み、学習済みのいずれかになります。
    最終更新日時 (Last Update) 優先 VPN 出口の最終更新日時。
    作成日 (Created On) ルートが作成された日時。
    1 つ以上のサブネットを選択し、 [アクション (Actions)] をクリックして次のアクティビティを実行します。
    • [サブネットの編集 (Edit Subnet)] - 優先する宛先を変更し、優先順位を付けます。
    • [学習したルート設定を固定 (Pin Learned Route Preference)] - 選択した学習済みルートの設定を固定します。
    • [学習したルート設定をリセット (Reset Learned Route Preference)] - 選択した学習済みルートの設定をデフォルト設定にリセットします。
    • [学習済みルートの削除 (Delete Learned Routes)] – 学習済みルートを削除します。このオプションは、接続されたルート、スタティック ルート、オーバーレイ フロー制御からのルート、および Edge ルート テーブルからのルートを削除しません。このオプションは、[分散コスト計算の設定 (Configure Distributed Cost Calculation)] がオフになっている場合にのみ使用できます。
  3. サブネットの [編集 (Edit)] オプションをクリックして、優先する宛先の優先順位を変更します。
    1. [サブネット (Subnet)] ウィンドウで、宛先を [対象 VPN 出口 (Eligible VPN Exits)] から [優先 VPN 出口 (Preferred VPN Exits)] に移動できます(その逆の移動も可能)。
    2. [優先 VPN 出口 (Preferred VPN Exits)] パネルで、[上向き]および[下向き]矢印をクリックして優先順位を変更し、[保存 (Save)] をクリックします。
    3. 使用可能なピン留めルートがある場合は、サブネットのコスト計算をリセットできます。[リセット (Reset)] をクリックすると、Orchestrator はピン留めされたルートをクリアし、ポリシーに基づいて選択したサブネットのコストを再計算し、結果を Edge と Gateway に送信できます。
      注: [リセット (Reset)] オプションは、[分散コスト計算 (Distributed Cost Calculation)] が有効な場合にのみ使用できます。

      分散コスト計算の詳細については、『VMware SD-WAN オペレータ ガイド』の「[分散コスト計算の設定]」セクションを参照してください。この文書は https://docs.vmware.com/jp/VMware-SD-WAN/index.html で入手できます。

      新しい Orchestrator ユーザー インターフェイスを使用して、IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方のサブネットを設定できます。詳細については、オーバーレイ フロー制御を参照してください。